水戸光圀公寄贈の蹲踞。
知足の蹲踞の特徴
龍安寺の茶室前にある知足の蹲踞は他にはない魅力的なスポットです。
江戸時代の水戸藩主徳川光圀による寄贈が伝えられる歴史あるつくばいです。
吾唯足知の刻字があり、現状に満足する智慧を感じる場です。
2024年6月15日に参拝しました。蹲(つくばい)とは、茶室などの庭の手水鉢のこと。五、隹、疋、矢など一見意味のないで文字の羅列に見えますが、中央の四角を「口」として見ると、「吾唯足知(ワレタダタルコトヲシル)」と読め、仏教を開いた釈迦が説いた「知足の心」を図案化したものです。
令和四年 いざ祇園祭へ 7月25日知足の蹲踞蹲踞には真ん中が四角くなっており、それを囲むように「五・隹・疋・矢」の4字が刻まれています(^^)
江戸時代に、徳川光圀から寄贈された蹲。「吾唯知足」(我ただ足ることを知る)と書かれています。これは道教思想から来ていて、「さらに欲しがる前に、自分が既に満たされていることを理解しなさい」という意味合いがあります。まぁ、欲をかきすぎてはいけないということですね。
水戸藩主徳川光圀公(水戸黄門)寄進と伝わるつくばいです。吾唯足知と書いて、「われただたるをしる」と読みます。元来はお釈迦様の仰った足ることを知りなさいと言った言葉で、儒教の教祖孔子が吾唯足るを知ると言い換えたものです。多くの者が自分にはアレもないコレもないと言うが、本当はすでに多くの物を手にしている、満ち足りていることを知れば人と奪い合いをすることがなく、平穏でいられると言う教えです。まあ、究極の悟りの境地だと思います。東京の陽運寺や湯島聖天にあるのはレプリカで、龍安寺にあるこのつくばいがオリジナルです。
吾 唯 足 知わかったようで、なかなか到達できない心境ですね。人と関わる世界では難しい心境ではないのかな?なんてことをいろいろ考えてしまった場所です。ちなみにこれは複製のようです。
雰囲気は良い なぜかみんな撮影しちゃうスポット。
ここにあるのはレプリカです。
龍安寺茶室の前に知足の蹲踞(つくばい)の実物大の模型があります。「吾唯足知」(われただたるをしる)禅の格言で奥深い言葉です。水戸光圀の寄進と伝えられています。
吾 唯 足 知われ ただ たりるを しる「口」が付く漢字をもじったもの。足りるを知っている人は、幸せということ。足りるを知らない人は、欲望が尽きず不幸せ。そのとおりだと思う!名言です。
| 名前 |
知足の蹲踞 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
4.6 |
| 住所 |
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方丈の北東にある「つくばい」は茶室でお茶を立てる際の手水舎のことを指すそうです。蹲踞には「吾唯足知」と刻まれており、「われ ただ たるを しる」と読むのだそうです。臨済宗のお寺らしく禅のこころが顕れておりますね♪