古田織部ゆかりの体験寺。
興聖寺の特徴
1603年に古田織部によって創建された臨済宗の寺院です。
女性ファーストの寺として座禅会やサークル活動を積極的に開催しています。
普段は拝観できない時期に特別公開され、紅葉が美しいです。
京都堀川寺ノ内にある臨済宗 興聖寺、通称 おりべ寺、1603年に古田織部により創建されたそうです。京の冬の旅の企画で今回40年振りに公開されたそうです。堀川通り沿いの山門を入り左側に法堂、右側に本堂を観ながら歩きます。法堂は1603年の創建当時から火災には遇わず、創建当時のまま残っているそう。釈迦三尊像、弥勒菩薩像、達磨大師像も創建当時そのままの姿で迎えてくれます。禅寺の法堂は、空気もヒンヤリしており、身が引き締まる思いがします。本堂の襖絵、と言うか写真と言うか、一面オーシャンブルーです。フィジーだったと思いますが、写真家が海の中から海面に向かって撮った写真を襖絵に仕立てたそうです。少なからず驚きました。本堂から観る苔の庭も よく手入れされており、春の日差しを受け座っていると、ゆったりと刻が流れていくようで、別世界に来たような気になります。本堂から茶室に向かう途中に、降りつくばい があります。つくばいは、茶室に入る前に、手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石置いたものですが、降りつくばいは、螺旋階段のような石段を降りた所に手水鉢があります。なぜこのような つくばい を造ったのか、寺の方達も判らないそうです。ほっこりくつろげる本堂の庭、厳しさの中に優しさが感じられる法堂の仏様、不思議な形状の つくばい、茶室もちょっと不思議な造りになっています。拝観料800円です。3月18日まで。今度は、いつ拝観出来るか判らないそうです。歴史が好きな人、謎解きが好きな人には、お薦めです。
今だけ限定(40年ぶり)で拝観してきました。戦国武将で茶人でも有名な古田織部の建てたお寺だそうです。海の青の写真を襖にされていて、お寺という和の空間なのに斬新でとてもきれいでした。龍の天井絵がある御本尊の場所は写真撮影禁止でした。あと、御朱印は書き置きのみですが、お寺のものとへうげもの古田織部がセットになっているものが売っていました。
22年1月17日に、「京の冬の旅」で行ってきました。立派な総門に出迎えられました。方丈の襖絵は青が印象的な、写真家・杏橋幹彦氏の海中写真「青波」6面です。また天井には四季が描かれていました。「興聖寺一切経」も展示してありました。平安時代に書写されたものを含む約5300巻の経典でほぼ全て揃っている貴重なものだそうです。展示されていたものは、虫食いが少しだけありましたが、驚くほど状態がよいものでした。お寺の方にお話を聞くと、虫がつかないように虫干しを頻繁にされていて、丁寧に管理されているそうです。現在この経典群を後世に伝えるための活動の費用を募っているそうです。「降りつくばい」が面白かったです。地面を深く掘り下げていて、底に手水鉢があり、茶室に入る前に手を清めます。螺旋状の石段を登り降りします。茶室に入る前から特別な儀式という感じがしますね。茶人・古田織部についてもっと知りたいと興味を持ちました。本堂には天井画「雲龍図」や、御本尊・釈迦如来像、達磨増、弥勒菩薩像が安置されています。普段は一般観光客は拝観出来ないそうなので、興味深く拝観させていただきました。今回苔が美しい庭園は冬枯れの状態だったので、また違う季節に拝観出来たらと思っています。
普段は拝観できないみたいです。今回は2022【京の冬の旅】で特別に拝観出来ると言うことで行って来ました。駐車場🅿は近くの有料の駐車場に停めました。お寺の入口は堀川通に有ります。【天井に描かれた龍の絵】と【降りつくばい】と言う井戸みたいな珍しいつくばいが見れて良かったです。
昔からなぜか「女性ファーストの寺」と掲示されていましたが、現住職は積極的に座禅会やサークル活動など開催されています。織部焼の創始 古田重然(織部)のゆかりの寺で、織部焼で飾られた墓が遺っています。観光のみはお断りですが、庭も拝観できます。
参拝者しか中には入れませんが、外から見ても紅葉綺麗です。
夜の座禅のコースに参加させていただきました。ほどよいライトアップの中、お部屋を見せていただき、本堂で読経の後、住職の経文解説、本格的な精進料理と充実した時を過ごさせていただきました。特に、最後の寝座禅は、住職の唱えられるマントラを聞きながら瞑想するという素晴らしい体験でした。ありがとうございました。混雑する紅葉ライトアップに疲れた方にお勧めです。
以前から気になっていた所です。門が立派です。表にポスターが貼ってあり、ピアノの演奏会の様子が映ってました。こんな所で、ピアノの調べを聞きたいものです。天井には龍が見えてましたが、立派な建物ですね。
古田織部は知っていたが、関連する寺院がこんなところに在るとは思わなかった。緑と静寂が似合う雰囲気。近くには他にも歴史を感じる場所が多く、少し北に行くと、赤穂浪士の遺髪塔がある。
| 名前 |
興聖寺 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
075-451-4722 |
| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
〒602-0082 京都府京都市上京区堀川通寺之内上ル二丁目上天神町647 |
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西陣の興聖寺さんへ、特別公開で伺いました。普段は非公開です。御門を入ってすぐ、たくさんの楓が少しだけ芽吹き始めています。これは紅葉の頃はさぞや見事でありましょう🍁(非公開ですが)青い海の襖絵、こちらはなんとお写真❗️降り蹲など、古田織部ゆかりのお寺さんだけあって、驚きやわくわくする仕掛けに目を見張ります。奉納絵曼荼羅の美しさ、御蔵の経典を守る活動など、また機会を見つけて伺いたくなりました。