文化財の木造薬師如来を鑑賞!
新義真言宗の寺。平安時代後期の木造薬師如来坐像があり、市の文化財に指定されている。永く秘仏とされてきたが、1968年に市指定文化財となったのを機に、毎年お釈迦(しゃか)さまの誕生日の4月8日だけ一般に公開している。特に目の病気にご利益があるとされる。 また、寛政元年(1789)10月に関流石富法門人の鈴木丈介俊直が奉納した算額(和算家が数学の難問を解き明かした喜びを、神仏に感謝をこめて奉納した額)があり、現存している算額としては市原市内では唯一であり、千葉県内でも最古のものでらる。奉納者の鈴木丈介俊直は、不入斗一帯を開発した大庄屋で小鷹神社を祭主として祀った鈴木太良大夫の直系の子孫。
名前 |
薬王寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.2 |
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市指定文化財木造薬師如来坐像昭和四十三年四月二十五日指定高さ七十一cmの薬師如来坐像です。右手は、肘を深くまげて手のひらを正面に向け、施無畏印を結んでいます。また、左手は、膝の上にのせて薬壺を持っています。寄木造で造られています。膝高の薄さや、衣の彫りが浅いところなどに、平安時代後期の定朝様式の仏像の特徴が表われています。昭和四十八年に修復を施し、収蔵庫に安置されました。例年、四月八日に一般公開されています。【現地案内板より抜粋】南総姉崎線沿いに看板が有り、気になり脇道に逸れて立ち寄りました。木造薬師如来坐像は、高台の収蔵庫にあり、四脚門と本堂の彫刻以外は、境内は閑散としています。