江戸時代の財と技が息づく重要文化財。
松城家住宅の特徴
江戸時代に廻船業で栄えた松城家の重要文化財です。
入江長八による技巧が光る擬洋風建築が魅力です。
無料解説を利用して歴史を深く楽しめる場所です。
駐車場はあります。よく整備されていました。和洋折衷?な御屋敷です。(動画を観てから見学するとよくわかります)
戸田の歴史が感じられる。幕末から明治期に流行った擬洋風建築の豪邸。重要文化財見応えあり。
左官職人 入江長八の超絶技巧が随所に光る回船問屋の邸宅です。2階のバルコニー、鎧戸の一部、石壁は一見すると分かりませんが漆喰で作られたものです。また1階がプライベートスペースで和室なのに対し、二階はポルトガルからの輸入壁紙を貼り込んだ来客用の洋室(琉球畳は絨毯の代わりかな?)となっており、東京駒込の古河邸とは真逆の発想で面白いです。ガイドをしてもらうと良いです。
戸田港近くに位置する松城家住宅は、貴重な史跡である重要文化財です。日本最初の「擬洋風」建築として特筆され、建物内ではビデオガイドが用意されているので見学前に見ておくのがオススメ。入場料は300円で、土曜日でしたが、空いていました。また、駐車場も無料で利用できるので、気軽に訪れることができます。歴史と独特の建築様式に興味のある方にはぜひおすすめしたい場所です。
入館料300円で、無料の駐車場があります。150年前に建てられた住宅を、かなりコストと手間を掛けて修繕し、耐震補強までして公開しています。ボランティアの方が、無料で熱心に解説してくれます。当時、西洋住宅を見たことも無かった日本の大工さんが、工夫して西洋風なところを取り入れ、作ったそうです。
史跡や建築価値あると思います!
明治初期に建てられた、日本の職人でいかに洋風にしようした建物。時間により係員の方による案内があるので、まずは案内を受けた方が理解が深まります。
無料で解説をやってもらえるので頼んだほうがはるかに楽しめます。
今ここで重要文化財の保存修理工事のお手伝いをしています。大正時代に建てられた建築物ですが、大工さんや左官屋さんの技術に驚かされます。感動します。
名前 |
松城家住宅 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0558-94-3115 |
住所 |
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HP |
https://www.city.numazu.shizuoka.jp/kurashi/kyoiku/kyoiku/bunka/matsushiroke.htm |
評価 |
4.1 |
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江戸時代に廻船業で財を成した松城家が明治6年に建てた擬洋風建築です。学校や役所など公共施設の擬洋風建築は残っていますが、個人住宅では全国的に珍しいと思います。地元の名工が技術と創意工夫で西洋風の建物に挑戦した苦労と思うとただただ脱帽です。衣装を凝らした釘隠しも必見です。家相に配慮した間取りなど非常に興味深いです。一階は純和風で、漆塗の階段を登った二階は擬洋風の内装です。ポルトガル製の紙で飾られた天井と琉球畳の対比が面白いです。戸田はロシアのプチャーチン提督が沈没したディアナ号の代船ヘダ号を地元の船大工の協力で建造するまで滞在した場所でもあります。後年、そのお礼に戸田を訪ねた提督の娘オリガ・プチャーチナが滞在した部屋(ジョウダンノマ)も残っています。また伊豆の長八こと入江長八の漆喰鏝絵も必見です。実際に建物をすぐ側で見てきたボランティアのガイドさんによる説明も丁寧でわかりやすかったです。駐車場も完備されていますが、戸田港から入る道が細いので注意が必要です。