平安時代の仏像を間近で。
かんなみ仏の里美術館の特徴
東日本では珍しい鎌倉時代の仏像を鑑賞できます。
平安仏の薬師如来座像や十二神将像が圧巻です。
ボランティアガイドによる丁寧な説明が魅力的です。
館内は撮影禁止ですパンフレットなどをいただいてくださいね仏像に興味のある方は必見ですよ。受付で初めてですかと聞かれました。するとガイドさんが丁寧に案内をしてくれました。特に仏像の展示の仕方は素晴らしい真っ暗な部屋に照明をうまく当てて、ガラスがピカピカに磨いてあり、全く気がつかずおでこをぶつけてしまうほどでした。展示室でゆっくり仏像を眺めていると、とても心が落ち着きました。説明を聞いた上で実物を見ることができて本当に良かったと思います。このように手の込んだ展示の仕方をされていることと、ボランティアのガイドさんの丁寧な説明は他の美術館ではありませんね。函南町が運営している美術館ですが、国宝級の仏像を修復して、町の誇りとして維持管理されていることがよくわかります。これから、お寺など観光地に行った時に、仏像を見るときにとても役立つ知識をいただきました。JAFの割引100円引きでしたよ。
興味があれば300円で納得できるのではないでしょうか。時間が合えば説明を館の人がしてくれます。館内写真不可。
2024.10無料でボランティアガイドの説明を受けることができます。なぜこの施設が造られたのかその歴史的経緯はガイドを受けないと分からないので時間にゆとりがあるならオススメです。阿弥陀三尊像は1991年(平成3年)に、ロンドン大英博物館で開催された「日本美術展・鎌倉時代の彫刻」に展示の代表作品として出展され好評を博し、1992年(平成4年)に国の重要文化財に指定されています。もともとは地元の方々が守ってきた仏像で、曰く「オラが仏様」だったようですが、しっかりと文化財を守り伝えるために美術館として保存されることになったそうです。阿弥陀三尊像の作者は慶派の仏師である実慶で、写実的かつ力強さのある慶派らしい造りとなっています。かんなみ仏の里美術館に集められた諸仏をかつて保存していた桑原薬師堂は館内からも見えていて歩いて行ける距離にあります。※現在は地元消防団の寄合や習い事の場所として利用されているそうです。館内は撮影禁止です。【観覧料】大人(高校生以上)300円小中学生100円団体(10人以上)、65才以上は100円割引【概要】函南町桑原区では、平安時代の「薬師如来像」や鎌倉時代の「阿弥陀三尊像」など、二十四体の仏像群が、里人の厚い信仰心によって守られてきました。 これら仏像群の散逸を防ぎ、後世に保存継承していくための施設として、明治30年代後半に桑原の有志により、長源寺の裏山中腹に「桑原薬師堂」が建てられました。2008年(平成20年3月)に桑原薬師堂の二十四体の仏像群が、桑原区から函南町に寄付されました。 寄付された仏像群には、国指定重要文化財の阿弥陀如来及両脇侍像(略称・阿弥陀三尊像)の他に、静岡県指定有形文化財(薬師如来坐像、毘沙門天立像、聖観音立像、地蔵菩薩立像、十二神将立像)があり、その中にも全国的に貴重な文化財が含まれています。町民の財産である貴重な文化財を、 後世に保存継承するとともに、多くの方々が鑑賞し、学ぶことができる施設として「かんなみ仏の里美術館」が設置されました。 里人の心に守られてきた仏像群が、皆さまのご来場をお待ちしています。
説明が丁寧だった。それにしても1000年前に人間が作り出した実物が見れるっていうのはすごいね。守護している仏様の構えが武術に使えそう。この近くのお寺で四国33箇所回りができる。もし 訪問する場合は蚊がたくさん来るので気をつけましょう。
初めて訪れましたが、なかなかよかったです~👍️ボランティアガイドさんに案内してもらい、いろんな説明をされ興味深く聞いて館内を回りました🎵
平安仏の特徴をよく表す薬師如来座像と躍動感溢れる十二神将像、慶派仏師實慶作の鎌倉仏の阿弥陀如来三尊の素晴らしさは言わずもがなですが、感動したのはそのライティングの素晴らしさです!阿弥陀如来脇侍の観音、勢至両菩薩の腕のシルエットが中尊の頭上で優雅に舞っているかのように伸びています。十二神将立像は薬師如来の後方で横一列に並んでいますが、角度により如来のガラスケースの上方にその姿を映し、間近で守っているかの如くです。また、十二神将の足元には小さな鏡を置いて玉眼を輝かせ、一層の精気を演出させています。十二神将のうち巳年の因達羅大将のみ後補ですが、一体だけ顔立ちが穏やかで毛色が違います。当初からの表情なのか、何か意図を持っての事なのかは、想像するしかありません。建屋裏庭は感動の余韻に浸るには、もってこいの場所でした。
拝観料300円のところJAFの会員であれば100円引きで200円で入れます。国宝級の素晴らしい仏像を、希望すればなんと親切なボランティアの方のガイドがつきます。それがとてもよかったです。受付の方がとても親切でした。また、ボランティアのひろこさんありがとう!地域の方々が如何に大事に仏像を守られてきたかが、エピソードと共にわかりやすく説明してくださって感激しました。素晴らしい美術館だと思います。必見です!
近くの願成就院に車で行くことがあって、時間に余裕があるならば寄ってみると良いです。山に向かって走った先にこんな立派な施設が!館内は撮影禁止、拝観料は300円ですが、JAF会員かイオンカードを掲示すると200円に値引きされます。こじんまりしているけれど立派な施設で、地元のボランティアガイドさんもいらっしゃるので、希望すると15分程度の解説を聞けて、より理解が深まります。長い歴史の中で、危機迫ると地元の方が重い仏像を担いで隠して守ってきた大切な宝物。慶派仏師 幻の寛慶の作品重要文化財ですが、後に国宝になる事に期待してます。
函南を代表する、観光スポット。仏像撮影禁止なので、写真はあまりないです。歴史ある仏像が見られます。廃寺、廃仏毀釈から難を逃れた経緯がかなり貴重な仏像が有ります。経緯を伝えたいのだと思います。色々説明されます。仏像は、修繕の過程などでそとの塗装がなくなって、形が良くわかります。ご当地仏像を見るのも、旅の醍醐味です。日帰りですけど。やっぱり村で崇められていたものだから、「手を合わせる」とか「お辞儀」やるようにしたほうが良いと。ここで手を合わせる、一礼して入る、出るとか。ここでやらないと、他でもやらなくならそうですしね。場所はJR「函南駅」から歩いて25〜30分位の距離。
名前 |
かんなみ仏の里美術館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
055-948-9330 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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仏像好きは、訪れる価値有りです。ボランティアガイドさんの説明で、展示されている仏像とこの地域のか関わりが理解できました。展示数は少ないですが、展示施設は立派で、薄暗い室内で、仏像に照明を当てています。奈良や京都の博物館の一室の様な雰囲気です。内部撮影禁止です。入場料は¥300で、各種割引使用で¥200でした。近隣の願成就院や、江川邸·韮山反射炉などと合わせて歴史探訪も良いですね。