歴史ある西洋建築と共に。
旧 五十嵐歯科医院の特徴
外観が洋館で、内装は和室という珍しいつくりの施設です。
大正期以前に建てられた貴重な文化財として、自由に見学が可能です。
二年に一度開催される富士の山ビエンナーレの会場にもなっています。
擬洋風建築が好きな人は是非オススメします。一階は住居、二階は医院として運用されていたみたいですよ。地元の方が大切に保存してくれていて、設備などの説明もしてくれます。中庭に井戸があり、敷地奥の蔵も旧五十嵐医院のものだそうです。私が面白いなと思ったのは、中庭の四方それぞれの建物が繋がっているわけではないのですが建造物に囲まれているような印象があり、スペインのパティオのような雰囲気があることです。初めて見る場所なのにとても懐かしいような、リラックスできるお庭です。私が訪問したのは2019年でしたが、蔵は整備がなされていないようでした。あの蔵も綺麗にすればいろいろなイベントに使えそうです。
大正期以前に町屋建築として建てられ、大正3年に歯科医院開業のために洋風な建物に改築された建物です。国登録有形文化財だけあって、すばらしい保存状態でした。無料で見学できますので、必ず中を見たほうが良いと思います。1階の壁はネズミ漆喰というグレーの漆喰が塗られており、とてもおしゃれ。2階では、素晴らしい欄間や襖絵が見られます。歯科治療時のユニットも、当時のものが保存状態よく残されていて、見ごたえありました。診療室は太陽光が差し込む気持ちの良い空間で、窓から見える新緑に癒やされます。しばらくここでぼーっとしていたい・・・このエリアは、海からと山に挟まれているので、夏でも心地よい風が通り、クーラーいらずなんだそうです。2階は特に気持ち良いです。館内にいらっしゃった方が、無料で館内を案内してくれますので、必ずガイドをお願いしたほうがよいです。写真映えする映えスポットです!
素敵です!対応もすごく優しいし、楽しかったです、
館内案内もしてくれますが、大正昭和の建物でここほど自由に見学できる施設も珍しい。また喫茶もしているのでコーヒーを飲みながら長歩きの休憩場所もできるのは本当にありがたいです。
大正3年(1914)に、五十嵐歯科医院長が町家を洋風に改築。その後昭和15年頃までに、西側・東側部分をそれぞれ増築し、現在の素敵な外観となりました。和風と洋風のコラボです。内部は無料で見学できますよ。
雨の日に訪問。朝イチだが一生懸命掃除されている職員さんがお二人。建物自体も素晴らしい。最近でいえば興津坐漁荘よりもこちらのほうが良い。スリッパはないが冷たい木床は幼少のときの実家を思い出した。冬場の暖房という暖房はなくとも木床を走り回った。ここは昭和生まれなら誰もが懐かしさを覚えると思う。新しいものが全てではないのだと感じさせてくれる。職員さんの対応も柔らかでゆったりして良かった。中庭に出ていたら傘をもってきてくれました。晴れもいいけど雨の日も情緒があって素敵でした!
“ただの歯医者でしょ?”と侮ってはいけません。国登録有形文化財に指定されている建造物としても、歴史・文化としても、非常に興味深く楽しめる施設です。スタッフさんが熱心に丁寧な説明をしてくれますので、時間に余裕があれば是非お願いした方が良いです。それでも入館無料。申し訳なくなってしまうほど有意義な説明でした。蒲原宿を支える人々の、訪問者を迎える姿勢には頭が下がります。
もうリアルに住んでいる住宅では かなり少ない木造建築夏の暑さを快適に過ごせるようにしているし そもそも機密性無いし コンセント増設しにくいしで 耐震補強するなら建て替えってことで 貴重な文化財だし 近代日本の懐かしさ満載の住宅天井の板は合板なのだが これは当時最先端で 当時はこれが高価でオシャレだったっていうのも面白い漆喰の天井や 歪み・気泡のあるガラス 凝った建具 かまどや流し 五右衛門風呂 渡り廊下の工夫をしてある鉄砲階段など 見所沢山案内の女性が詳しく説明してくれるのもとてもいい感じギャラリーや季節の催しがあるので 何度でも飽きない。
2021天地海展を観に行きました。展示されてる物も素敵で、タイムスリップしたようでした🙀〰️❣️入館料は無料で、優しい方々が受け付けをしてくださっています。
名前 |
旧 五十嵐歯科医院 |
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ジャンル |
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電話番号 |
054-385-2023 |
住所 |
〒421-3203 静岡県静岡市清水区蒲原3丁目23−3 旧五十嵐歯科医院 |
HP | |
評価 |
4.3 |
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外は洋館、内は和室のつくり。人気の歯科医だったようで、開院している際には宿泊施設もあったようです。大きい氷を上部に置いて冷やす、昔の冷蔵庫など、古き懐かしい道具なども見ることができます。入館は無料です。