橘逸勢の五輪塔、歴史を感じる。
用福寺の特徴
静岡県袋井市上山梨にある、歴史ある曹洞宗の古刹です。
平安時代初期の書家、橘逸勢の五輪塔が特に見どころです。
長い歴史を誇る用福寺で、静かな時間を過ごせます。
用福寺(ようふくじ)所在地 袋井市上山梨815宗 派 曹洞宗山 号 河跡山寺 号 用福寺訪問日 2023/5/1上山梨にある曹洞宗の古刹です。境内には、平安時代初期の能書家であった「橘逸勢」の墓所である、五輪塔が祀られています。他にも、水子供養菩薩や弁財天様があります。
曹洞宗のお寺です。袋井市山梨地区之方で曹洞宗の方はここが菩提寺の方が多いですね。
長い歴史のある寺だね‼️😁📷
平安時代初期の三筆のひとりである橘逸勢の供養塔がある。三筆とは能書家のうち特に優れた三人を指す言葉であって、嵯峨天皇・空海・橘逸勢と言えば誰しもが聞き覚えがある名前であろう。説明板によれば承和の変に連座したとされ伊豆に向かう途中、遠江国板築駅で没しここに埋葬されたという。板築駅があったとされる浜名湖三ケ日はここから40km近い距離がありそこにも橘逸勢の墓がある。真偽は分からない。供養塔は袋井市有形文化財で、横に逸勢の筆と伝えられる『伊都内親王願文』の石碑が建てられている。この石碑の出来が非常に良かった。筆遣いが見事に刻されている。技術に裏付けられた自由奔放な筆跡はどれほどの止揚を含ませてきたのだろう。感嘆せざるを得なかった。
名前 |
用福寺 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
0538-48-6329 |
住所 |
|
評価 |
3.0 |
周辺のオススメ

橘逸勢(たちばな の はやなり)の五輪塔がある、曹洞宗の寺院です。嵯峨天皇、弘法大師と並び「日本三筆」のひとりに数えられる橘逸勢は、平安時代に空海・最澄らと共に遣唐使して唐に渡りました。その後、橘逸勢は「承和の変」で謀反人として捕えられ、伊豆に島流しされる途中、板築駅(ほうづきえき)で病死しました。さて「板築駅」の位置は、ここ袋井市上山梨か浜松市三ヶ日町のいずれかとされています。本当はどちらか分からないので、私は両方お参りさせて戴きました。浜松市三ヶ日町の本坂トンネル東には、京から橘逸勢を追ってきた娘が父の死後尼となり、妙冲と号して父の供養を続けたとされる地に「橘逸勢神社」があります。そこでは祠、橘逸勢の墓石、妙冲を讃えた旌孝碑、妙冲観音像、筆塚等を見ることができますので、よろしかったら併せてご参詣ください。