地元住民が支えるいき神社。
頥気神社の特徴
地元の人々に親しまれているいけじんじゃです。
千曲川を挟んで位置する神社で訪れる価値があります。
村の神社が地域住民の支えにより成り立っています。
いき神社千曲川を挟んで松代と小島田の2ヶ所にある。小島田の方が小さいが、千曲川沿いにあり気持ちが良かった。
村の神社を地域住民が支えています。
例大祭です。
名前 |
頥気神社 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
|
HP |
http://www.nagano-jinjacho.jp/shibu/01hokusin/07sarashina/11094.htm |
評価 |
4.0 |
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地元の人は「いけじんじゃ」と呼ぶようです。江戸時代中期に小島田村の産土神としてこの地に建立されたようです。1750年頃までに松代藩が千曲川水系を大改造し、犀川から千曲川に流れ落ちる多数の河川の流れを変更して農業用水に変えました。この一帯は18世紀中ごろまでは千曲川河畔の広大な湿地帯の一部でした。河川流路の改造と用水路建設にともなう干拓と土地改良で、この辺りには肥沃な水田や畑作地が開かれました。いき神社は近隣には古からあったようですが、現在地に勧請・創建された年代は不明です。江戸前期までは湿原で千曲川の増水で氾濫原となるので、このあたりでは自然堤防の高台にしか集落と寺社はなかったはずです。したがって、江戸中期に集落の開闢とともに創建されたものと推測されます。祭神はイキノカミ、タケミナカタ、コトシロヌシだそうです。このうちタケミナカタとコトシロヌシは、出雲から大和王権の神々に追われる形になった神々(諏訪神)です。延喜式内の神社ですが、「いきのかみ」については公式の説明はないようです。頤という漢字は、一般に「あご」を意味しますが、「非常に大切に扱う」という意味があるそうです。あらゆる神々を大切に敬うことを象徴する汎神論的な神(象徴)なのかもしれません。