天井の大きな龍、河鍋暁斎の芸術。
河鍋暁斎作 龍の天井絵の特徴
社殿内には著名な河鍋暁斎の龍図が描かれています。
中社本殿の天井画は非常に印象的で迫力があります。
撮影は禁止ですが、実際の龍の表現には心を奪われます。
「龍図」作者は幕末から明治の鬼才・河鍋暁斎。葛飾北斎と並ぶ絵師で内外にファンが多い。1865(慶応元)年に戸隠に招かれた暁斎は一升酒を飲み干しながら大パフォーマンスで描き上げたという。右の挿絵は暁斎自筆。村人と一緒に見物しているのは僧侶たちで、明治の廃仏棄釈以前は戸隠が寺院であったことを示している。暁斎の龍図は「洒脱な傑作」と詩人・山田美妙や文人・村松梢風も絶賛したが、1942(昭和17)年、火災で焼失してしまった。ところが近年、僥倖にも戦前の絵はがきが1枚発見され、これを基に日立製作所のコンピュータ・デジタル技術で精密に復元された。朝夕、滝に打たれ斎戒沐浴(さいかいもくよく)したという暁斎の気迫がみなぎり、目を剥く龍神の表情が素晴らしい。暁斎は周囲の格天井絵も依頼されるが、「冬は豪雪で、春まで里には下りられない」と耳にしてびっくり仰天。深夜に宿舎を脱出し、途中の山道ではオオカミに遭遇したなどの珍談・奇談は、弟子の書いた「暁斎画談」に詳しい。
2003年4月26日に除幕式が行われた。河鍋暁斎作と言われる焼失した天井画の復元。
なかなかじっくり見られませんが、天井に大きな龍が描かれています。
名前 |
河鍋暁斎作 龍の天井絵 |
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ジャンル |
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電話番号 |
026-254-2001 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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中社本殿の天井に描かれていますが、社殿内の撮影は禁止と掲示されており、写真を撮ることができません。