信州最古の禅寺で国宝八角三重塔を拝観。
安楽寺の特徴
信州最古の禅寺、国宝の八角三重塔が魅力的です。
中国宋時代様式の、日本唯一の八角形三重塔が堂々と建っています。
別所温泉近く、落ち着いた高台にあり美しい境内が広がります。
別所温泉を利用させていただいた帰りに、お参りさせていただきました。鎌倉時代は臨済宗のお寺だったとのこと。鎌倉時代は、鎌倉仏教と言われ、新しい仏教が中国から入ってきた時代と聞きます。鎌倉では中国語が飛び交っていたと聞きます。こちらの2世住職の幼牛恵仁は宋の僧侶と聞きます。鎌倉から遠い上田の地まで中国からのお坊さんが訪れていたことを聞き、少し驚かされました。そういえば、街々に「旧鎌倉街道」の文字も見えました。写真は、珍しい八角の八角三重塔でした。当時の宋の様式なのでしょうか?
平日、朝9時前に伺いました。9月の日差しの強い日に行きましたが、木陰は山間の涼しい風が吹き、とても心地よかったです。三重の塔も厳かで、とても見事なものでした。結構、階段が多いのでご高齢の方は留意ください。お寺の方も丁寧で良い方でした。
信州最古の禅寺で、国宝の八角三重塔で知られる。境内は無料で散策できるが、三重塔を見るには本堂横の受付で拝観料300円を支払う。受付から先は古い時代の参道の名残が感じられ、幽玄の趣がある。途中、傳芳堂に安置された開山惟仙和尚坐像と2世恵仁和尚坐像(共に重要文化財)を拝観できる。鎌倉末期の頂相彫刻の傑作と言って良い。国宝の三重塔は禅宗様で、日本に現存する唯一の八角塔であるという。
4年ぶりの再訪です。長野県内で最古となる禅寺。目にする価値としては、境内にある八角三重塔。かなりキツイ山道を登ると国宝の塔に出会えます。
別所温泉にある寺社仏閣の1つ、多分北向観音堂とここが観光の見所。立て看板に寄ると「安楽寺は天長年間(824~834年)に開かれたと伝えられる寺で、鎌倉時代中期には鎌倉北条氏の外護により禅寺として栄え、多くの学僧を育てていた。しかし北条氏滅亡(1333年)後は、寺運も傾いて正確な資料も残らないが、国宝・重要文化財など多くの文化遺産を蔵して、信州最古の禅寺の面影をのこしている」とのこと。入口はちょっとした階段になっていますが、その先は静かなお寺さんです。三重塔のみ有料観覧エリアとなっています。300円。
久々の訪問です。長野県では最古の禅寺で国宝の八角三重塔が有ります。拝観料は¥300、駐車場は無料です。駐車場から手入れされた庭を通り社務所で拝観料を納め細い坂道と階段を暫く登ると八角三重塔が現れます。この搭を見ると、何故か会津若松のさざえ堂を思い出します。
素敵な伽藍で信州最古!参道の緑が神々しく美しい。国宝の八角三重塔も美しい。ゆっくり参拝出来ます。紅葉は見応えありそうです。
安楽寺は山の麓から少し入った所にあって、近くの別所温泉街から少し離れただけなのに空気感がぐっと変って落ち着いた雰囲気が漂います。国宝である八角形の三重塔は更に奥まった所にあって、細かな木で組み上げられた姿を見ると、「魂は細部に宿る」と同時に立派な木が幾重にも根を張っているように見えて、大きな生命のようなエネルギーを感じました。また、四角形とは違って八角形である意味についても、人間の体のようにあらゆる方向に神経を張りめぐらせようとしていているのかなと感じました。
別所温泉駅から徒歩で10分くらいです。えんえんとゆるい登坂を登ってゆくことになります。駅から徒歩の方は、駅の観光案内所の裏にあるレンタサイクル(電動アシスト自転車)を借りてもよいでしょう。お寺の駐車場からはちょっとした石段をのぼります。真夏であればさすりべりの花や、青々としたイヌマキの緑を目にすることができるでしょう。拝観料300円で国宝三重塔をみにゆけます。こちらは300円以上の価値があるし、拝観料が維持費になると思えば安いもの。御朱印もりっぱなのでぜひともお試しください。
名前 |
安楽寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0268-38-2062 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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八角三重塔の拝観料は300円でした。八角三重塔へは階段を上って行く必要があるので、足腰に不安がある方には少し厳しいかもしれません。駐車場は下の舗装されていない駐車場と、上の舗装されている駐車場の2箇所ありました。2箇所共に無料でした。上の駐車場は4台のみと広くはありません。下の駐車場の方が広いです。上の駐車場へは車1台分しか通れない坂道を上がって行く必要があるので、譲り合いが必要です。上の駐車場が満車の場合、スペースが狭くて、方向転換するのが大変かもしれません。御朱印は直書きでいただけました。