室町時代の歴史を感じる。
金野諏訪社の特徴
室町時代の造りを持ち、国指定重要文化財の二棟を有する。
武田氏の武士団が創建した歴史ある神社として知られています。
蓼の海の湖海の畔に位置し、静かな雰囲気が漂っています。
現地案内板によれば元亀四年の棟札が残る室町時代の造りだとか。旧金野村の産土神であり、かつて境内では人形浄瑠璃が演じられていたそうで「金野の操り人形の頭」の案内板の通り今では文化財となっているそうです。境内からは周辺の景色が一望出来て静かでとても気持ちの良い一時を過ごせます。尚、ここから更に道を進むと最終的に秘境駅である金野駅に着きます。JR飯田線で最も利用者数が少ない駅だとか。秘境駅らしく途中道がかなり険しいのでくれぐれも運転は慎重に。
金野諏訪社本殿と若宮八幡宮本殿の二棟が国指定重要文化財です。2020年1月訪問時は二棟とも解体修復作業中でした。修復は令和2年12月25日までの予定のようです。
蓼の海の湖海の畔で小さいけれど確り守ってます。
武田氏の武士団・前沢若狭守が武運長久と子孫繁栄を祈願するために創建したといわれている。諏訪社本殿は1間社とし、若宮八幡宮本殿は2間社で左を八幡社、右を若櫻社の2室に仕切る。ともに流造、板葺の小社で、覆屋の左右に並び立つ。若宮八幡宮本殿には、元亀4年(1573年)の棟札が残り、本殿も形式手法が酷似しており、建物の様式からも同時期の建築と認められる。本殿及び若宮八幡宮は、総角柱で頭貫や身捨組物を用いないなど、簡明な構造を持ち、装飾的要素の少ない簡素な意匠である。縁を設けずに棚板と浜床を備える形式にも特色がある。この地方における鎮守社の姿を示している。保存状態もよく、室町時代に遡る同時期建立の神社が2棟揃って残り価値が高く、重要文化財に指定された。また、全体に風蝕が少なく、当初から覆屋によって保存されていたものと考えられ、現覆屋も重要文化財の附として指定された。
目立たない所ですが、歴史の古いお社のようです。
名前 |
金野諏訪社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.6 |
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220409満開です。