清き水が織り成す石動山の威厳。
伊須流岐比古神社(能登国二宮石動権現)の特徴
養老元年創建の由緒ある神社で、延喜式にも記されている。
石動山の聖地として知られ、パワフルな空氣感が漂う。
森にひっそりと佇む神社で、早朝の散策に最適なスポット。
火野正平のチャリ番組に出ていた天日陰比咩神社が凄い良さげで、そこに行こうと思っていて、ただ、何をどう間違えたのか、ここがその天日陰比咩神社だと勘違いし、しかも真冬の一月に行った次第。二宮駅側からの県道や林道は、こんな山奥まで除雪車が入っていたが雪だらけ、当然何とか辿り着いた境内も深い雪に埋もれ、参道入口の手水舎に落ちる水の音のみが静かに響く静寂の世界。かつての山岳信仰の霊場っぽさがより強く感じられる。当然ながら境内に足を踏み入れる方法は無く、間違っても冬にいく物ではない。いや間違ったのだが。そんな中でも、手水舎の水を汲みに来ていた人がいたのは驚き。そんなに美味しい水では無かったが。
修験道の聖地です。8年前に訪問したとき、拝殿で手を合わせていたら、中型雑種犬にお尻を突かれました。振り返ると笑顔でしっぽを振ってくれて、とても印象に残っています。再訪した際に、「当時でさえ老犬のようだったから、もう天に召されちゃっただろうな」と周囲を少し探し回ったら、「熊出没注意」の貼り紙が……。犬はうれしいけど、熊はいやだ。でも、とても良い場所です。
かつては全国にその名を轟かせた石動山天平寺の現在の姿。明治の廃仏毀釈により荒れ果て、近年保護と復元に少しずつ力が入ってきている。山域のあちこちに石垣が苔むして残り、秋の紅葉シーズンはなかなか見事である。
苔と杉、清らかに凛とたたずむ山の神⛰パワフルな空氣感とエネルギーが充満しています✨手前1キロから、車一台分の道幅になりますので、ゆっくり安全運転で進みます。冬は麓より2、3°気温が低く寒いので防寒要。お天気の午前中に行くのがベスト。
毎年、11月の半ばに紅葉を撮りに行っています。石動山ユリはイノシシに荒らされて見ることは出来なくなりましたが、7月半ばに愛好家の方が育てたユリを見ることができます。
清い水を手を清め、高い石段を上り参拝します。木々も神々しく凛とした空気があります。
早朝訪問。聖地の山のある大きな神社らしい凛とした空気がありますね。正面にある手水には常に水が流れています。拝殿は装飾のない大きな建物。元は石動山の寺院建造物を移築したものとか。通りで神社っぽくないと思ったわ👏
寂れ果ててはいますが、ただならぬ威厳を感じました。
元々は天日陰比咩神社の境内にあったとの事ですが、この地に移され今は無人で寂れています。境内には神仏習合の名残が多数ありました。社殿への石段は自然石で荒々しい印象です。御朱印は天日陰比咩神社で受領出来ます。参拝の時に手水舎の水を飲用として多量に汲んでいる不敬な人を見かけましたが、手水舎の水はお清め水なので参拝者に迷惑ですので御神水を汲む場合には境内ある水くみ場でお願いします。
名前 |
伊須流岐比古神社(能登国二宮石動権現) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0767-72-2176 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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養老元年に創建され、延喜式内にも記されている能登二宮です。此処には天平寺の講堂が建てられていたそうですが、明治期の廃仏毀釈により解体してしまったそうです。現在の拝殿は神輿道を、本殿は大宮を転用して建てられました。山の深い所にあり、緑生い茂る様子が神秘的で神々しいです。自然石の兀々とした石段が自然の荒々しさを表しているようで、自然信仰を主とする修験道場の雰囲気を醸していて良いです。小生が参拝した時は、地震の爪痕が未だ残っており、鳥居が一部崩れ、拝殿前の狛犬も落ちておりました。湧き水が湧いており、柔らかい風味のお水でした。少しばかり汲み取らせて頂きました。