首里城東端、歴史の石畳散策。
国王頌徳碑の特徴
琉球王朝の歴史を感じる、尚清の徳を讃える石碑です。
首里城と井の獄を結ぶ、整備された美しい石畳があります。
那覇市の自然を楽しめる、絶景ポイントが魅力の場所です。
琉球王朝時代に崇拝する拝所の井の獄(現在の斉場御嶽や久高島)に通じる石畳を作り整備しました。その後に功績を称え記念碑を立てた。石碑は破壊されたが一部残存し、再建築されました。その頃に首里から那覇へバス停留所発車点となりました。
琉球国の時代1543年、2021年から遡るごと478年前に時の国王 尚清(しょうせい)が、首里城から弁ケ嶽までの道を石畳とし、周辺に松を植え整備をした徳を讃える石碑。別名:かたぬはなぬ碑とも呼ばれてたとの事。
ここは首里城の一番東端になります。この碑は、首里城から東に延びる丘陵「上の毛(ウィーヌモウ)」の東端部を「かたのはな」といい、この地に建立されたため「かたのはなの碑」とも言うそうです。
周辺を整備した国王の徳をたたえる碑で復元されたものです。
初めての沖縄。ゆいレールの首里駅から歩いて来たので、首里城へはこの碑の在るここから上る結果となりました。まるで普通の道路(現世)から別世界への境界。道々に生える沖縄特有の木々に感心したり、連なる六角形の石の石垣に感嘆したり、下り階段から見下ろせる街に感動したり、とワクワクする旅の正に入口と相成りました。碑文の詳しい内容は忘れましたが、どうやら江戸時代より前にあった石碑の再現らしく、かつて偉大な王がこの地に「松を植えた」という記述だけは覚えています。坂を登りながら見る松は、普通のクロマツと思ったら「リュウキュウマツ」という種類だそうで、嗚呼ここは「うちなー」、沖縄なんだと感じた最初の出逢いでした。尚、オリジナルの石碑は沖縄戦で破壊されたとの事ですが、一部が沖縄県立博物館・美術館(登った高台から遠くに白く美しい外観が窺えます)にあるそうで、今回は時間が無くて諦めましたが、次回は是非とも見に行こうと心に決めています。
Great park to sit down and enjoy nature and the view of Naga city from the top.
| 名前 |
国王頌徳碑 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
首里城への入り口になります。なかなか坂道がキツいので、元気のある方にはお勧めします。