300年の歴史、平良井の水源で手長エビを!
轟泉(トゥドゥルチガー、ウブガー)の特徴
300年前から大切にされた平良井の貴重な水源です。
琉球王府が編纂した歴史的な文献に記録されています。
遊歩道のような場所で手長エビを楽しめます。
琉球王府が1731年に編纂した『琉球国旧記』の中では「平良井(平良轟)」と記録され、およそ300年前から貴重な水源として大切にされてきた。また島尻と那覇とを結ぶかつての宿道沿いにあって、当時から街道を往来する人々にも頻繁に利用されたという。18世紀末頃に作製された「琉球國惣絵図」の中にも、平良村と高嶺村の間にある道筋に「樋川」として描かれている。昔から洗い物や水浴びなど暮らしに幅広く使われ、干ばつ時にも涸れることはなく水不足で困窮した近隣の村から汲みにくるほど水量豊かであったという。またその水源利用は周辺集落にとどまらず、明治末期までは轟泉の余り水を引いて志茂田平野へ出る灌漑用水路(“シィードーミチ”と呼ばれた)があり、そこから稲作田に水を引き幾多の利益をもたらした。戦後も簡易水道の水源として引続き使用され、一時、字上田に所在した豊見城村役所(当時)周辺までこの湧き水から導水し使用した時期があったという。現在では周辺環境の開発等により以前に比べ水量はだいぶ減っている。字平良および字高嶺が「初拝み」、「五月ウマチー」などに拝んでいる。1995年(平成7)には、トゥドゥルチガーおよびその流域は水源を活用したせせらぎ公園として整備された。いまも地域住民の信仰の対象としてまた憩いの場として大切にされている。
手長エビがイッパイいます。
名前 |
轟泉(トゥドゥルチガー、ウブガー) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.city.tomigusuku.lg.jp/soshiki/8/1035/gyomuannai/3/2/1/381.html |
評価 |
4.0 |
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遊歩道の様な場所です。せせらぎが有名だそうです。