四季折々の名木と歴史。
有珠善光寺の特徴
有珠善光寺は江戸時代末期に建立された、歴史ある浄土宗のお寺です。
季節によって桜や紫陽花、紅葉が楽しめる自然豊かな公園があります。
茅葺き屋根の本堂は、北海道で唯一の貴重な建築物として見応えがあります。
有珠善光寺紅葉は今が真っ最中、善光寺は屋根が茅葺き屋根で北海道で一番古いお寺だそうです。国宝に指定されている様だ帰りに道の駅で鰐口最中を買ってきました。
自然公園内は緑豊かな散策路。アップダウンあり、ゴロゴロした大岩が目立ちしますが、これは約8000年前に有珠山の上部南側が大規模に崩れて(山体崩壊)、有珠湾に流れ込んだ岩屑なだれの痕跡(流れ山)だそうです。
有珠善光寺は和人の葬儀やアイヌ民族の親ロシア化の防止などを目的として、江戸幕府によって江戸時代末期に建立された蝦夷三官寺のうちの一つの寺院との事でした。広々とした境内には桜や紫陽花等の木が植えられていて、時期によってはかなり賑わうみたいでした。今回はお詣りした後に書き置きの御朱印を拝受しました。
創建は826年と伝えられている浄土宗のお寺です。ご本尊は阿弥陀如来で蝦夷三官寺の1つ北海道新四国八十八ヶ所霊場の58番札所です。参拝したこの日は境内で桜まつりとキッチンカーフェスティバルが行われていてかなりの人出でした。桜、ツツジ、紫陽花、牡丹など花の寺としても有名だそうです。駐車場は無料です。御朱印を頂きましたが西国三十三ヶ所霊場等の本州方面と比べて高めの500円でした。有名どころの霊場関係は300円です。
2022年10月12日に参拝しました。お寺の名前通り、和人が信州善光寺の御本尊を模した像を安置するために小堂を建てたのが始まりとされています。また、延長4年826年、比叡山天台宗の僧侶円仁(慈覚大師)が有珠山頂に現れた阿弥陀如来を木像に刻み、ここにお堂を建てたのが開基とされています。松前藩主松前慶広は、慶長18年1612年に如来堂を再興し、ウス善光寺如来堂として建立しました。蝦夷三官寺の設置にあたり、幕府は、有珠善光寺と寺号を定め、浄土宗の寺院としました。御本尊は、津軽の今別本覚寺の貞伝上人作の秘仏、阿弥陀如来像だそうです。有珠山の噴火により、幾度か被害を被ってきましたが、その都度、修復され、現在に至っているそうです。仏教をアイヌの人々へ布教するため、念仏上人子引歌が編まれました。その版木が、この寺に遺されています。また、有珠を訪れた円空作の聖観音像や松前藩家老下国慶季(下国安東氏の末裔か)が奉納したという鰐口なども遺されています。寛政元年1789年に根室地域のアイヌが松前藩の支配に蜂起した「クナシリ・メナシの戦い」が勃発しました。また、ロシアやアメリカの艦船も北海道近海に出没するようになったため三官寺は、幕府の蝦夷統治を進める拠点として設置されました。当初、5箇所に官寺を建立する計画でしたが、幕府の財政難のため、3箇所のみとなったそうです。そのため、江戸時代までは、三ケ寺(さんかじ)と呼んでいたことが判明しました。三官寺と呼ぶようになったのは、明治時代以降のようです。お土産に有珠善光寺最中を買って帰りました。
有珠善光寺自然公園の紫陽花の見ごろは例年、7月下旬から8月上旬。見頃時期の前後でも紫陽花の花を見ることはできるので、概ね7月上旬から8月中旬の間で楽しめます。園内の中でも、有珠善光寺の本堂周辺で目にできる淡い紫色や水色の紫陽花は見事!
北海道では歴史ある寺院。1804年徳川家斉が蝦夷三官寺として認定。建物は国の史跡に指定されている。🌸桜の名所として有名。拝観は無料。
桜の季節は地元の方のお花見の場にもなっているようです。他の方も書かれている通り、北海道の中では歴史のあるお寺です。重要文化財などがたくさん所蔵されている、宝物殿は電話予約をすると見せて頂けます。茅葺き屋根の建物だけでなく、せっかくなら宝物殿について問い合わせされることをオススメします。歴史の勉強になって面白いですよ。お土産を販売する車がいるのですが、そこのお茶と最中はとても美味しかったです!お茶は棒茶で、最中は鰐口という仏具をかたどったものです。
四月二十八日行ってきました。桜はまだ全体で三分咲き程度です。車も混んでいなくてスムーズでした。来週中頃は満開かと思います。予想があたりますように!
名前 |
有珠善光寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0142-38-2007 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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紅葉が、最高でした。