渋沢栄一ゆかりの神社で、心温まる参拝を。
大勝神社の特徴
畑が広がる農道の途中に位置する、ユニークな社です。
来歴の掲示があり、訪れる人に歴史を伝えています。
大雪後も除雪が行き届いており、管理がしっかりされています。
1080.2021.09.05畑の広がる農道の緩い坂の途中の一段高くなった所に祀られてました 。狛犬さんや石灯篭、出水舎など一式そろった立派な神社さんです 。社務所や記帳所なんかもあります 。雰囲気の良い神社さんでした 。御朱印の無い神社さんです 。由緒板によりますと1904年 (明治37) 本町開基の地宇熊牛西二線七十七番地に小さな社を建て、地方守護神として敬仰し1912年 (大正元) 十勝開墾合資会社から神社敷地ならびに基本財産として土地の寄付を受け本殿、拝殿を建立 。新たに札幌神社 (北海道神宮) の分神を奉たいし大正年号および十勝の名称各一字を取り大勝神社と名付けられた 。
(令和4年5月21日参拝)この日はJRヘルシーウォーキングの帯広ウォークに参加するために車で向かいました。新得から帯広に抜ける道道の近くに大勝神社があります。そこでこちらに立ち寄りました。昨年の大河ドラマ・青天を衝けの紀行でも紹介されましたが(最寄り駅十勝清水駅から徒歩2時間という紹介も話題になりました)、かつてこの地に渋沢栄一らが十勝開墾合資会社を設立し、その十勝開墾会社が明治44年に本殿を造営したという神社です。拝殿の造営は翌大正元年で、新元号大正の大と十勝の勝から大勝神社と名付けられました。鳥居をくぐり境内に入ると、よく整備された境内には比較的新しそうな拝殿がありました。その手前には記帳所があり、その中にはおみくじも用意されています。参拝をした後、裏に回ってみました。するとそちらには御本殿があったと思われる基礎のみが残っていました。拝殿の後ろが大きく膨らんだ構造になっていますので、おそらく拝殿を改築した際に、御本殿を拝殿と同じ建物の中に収めるような形にしたのでしょう。参拝を終えて鳥居の前で一揖をすると、鳥居の脇にオオバナノエンレイソウを見つけ、しばし見とれてしまいました。
斬新な社です。
来歴を掲示していたり、大雪後でもしっかり除雪がされており管理が行き届いている。管理者の方が居るときは御利益について教えてくれる等身近で素敵な神社。
名前 |
大勝神社 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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HP |
https://hokkaidojinjacho.jp/%E5%A4%A7%E5%8B%9D%E7%A5%9E%E7%A4%BE/ |
評価 |
4.7 |
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