波の音に包まれた弟橘比賣神社。
弟橘比賣神社の特徴
海の近くで波の音を聞きながら参拝できる神社です。
日本全国の媽祖信仰の元総本山的聖地でもあります。
毎年4月には祭りが行われ、地域のお祭りとして親しまれています。
海の近くで波の音を聞きながら参拝出来るのが魅力的。
大洗磯神社ばかりが有名ですが、ここもまた大洗…いや、日本全国の「媽祖信仰(天妃権現)」の元総本山的聖地であります。明が滅び清から亡命してきた心越禅師を水戸光圀公が保護、現在の水戸市内にある祇園寺の住職に任命しました。その際、禅師が自分を救ってくれたのは媽祖様のおかげだと水戸黄門に紹介…それを見た、黄門様、「あれ?弟橘媛様と似てない?くっつけて、水戸の女神様にしよう」ということで、神仏混交の特殊例として生まれたのが「天妃権現」、この神社を中心に、水戸藩で信仰が広まりました。なんと信仰は現在の青森県大間町にまで伝わりました(大間稲荷神社の媽祖信仰)。江戸時代、一大歓楽街だった祝町からの信仰も受けて、大変にぎわってました。が、幕末に徳川斉昭公が廃仏毀釈の先駆けとしての宗教改革を行い、その手はこの神社にまでおよび、弟橘媛命と媽祖神が分離、媽祖神は水戸・祇園寺に移されました。祝町の衰退、神社移設等が重なり、今ではすっかりかつての華やかさは見られませんが、そういう意味で珍しい神社ですので、一度ご参拝ください。なお夏場は蚊が沢山出ますので、秋頃がお勧めです。
昔は縁日もあって祝町の代表的な郷社でした。本来はいまの海門橋の袂にある銅像にあったものが現在地に移動してきたのですが、由緒はないとの事。また幕末期には大砲を据えつけて対岸にある湊御殿にむけて焼け玉を放ってます。故にドンドン山という異名もあります。昔は祝町は女郎街でもあったので天妃さんが祀られたのでしょう。
海上波風の難を救う神。だから境内に錨があったんですね。大洗水辺プラザ散策マップに入っている場所。石段をちょっと登ります。
小さな高台の神社です。オナガが賑やかに鳴いていました。
地元の方々が見守る昔からのお社です毎年4月には祭りがあり、昔(と言っても数十年前ですが)は出店がでるなどして子供時代の楽しみの1つでした。
ひっそりとしている。
境内に上がる階段前には大抵水が流れている。どうやら湧き水らしいが、周りは民家や私有地に囲まれており、水源は確認できない。
参拝者が訪れている様子がなく、寂しい神社でした。日本武尊のお后さんの神社でした。
名前 |
弟橘比賣神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.7 |
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弟橘比賣神社です。時間がないので入口の鳥居までで上までは上がりませんでした。御祭神の弟橘比賣命(おとたちばなひめのみこと)は弟橘媛命とも書きます。日本武尊(やまとたけるのみこと)の妃で、媽祖さまと同じく海にまつわる伝承がある神様です。現在ここに媽祖さまの御神像自体は存在しないようです。