青面金剛と三猿の庚申塔。
下祖師谷庚申塚の特徴
堂宇内には青面金剛像と三猿が彫られた庚申塔が祀られています。
下祖師谷庚申塚は祖師谷通りに面し、玉垣に囲まれた台地に位置します。
ローソンの横にあり、近隣にはウルトラマン商店街があります。
祖師谷通りに面し、玉垣で囲まれた小さな台地が下祖師谷庚申塚。玉垣石柱に商店名や個人名が刻まれていることから、地元の方々が塚を大切に護ってこられたことが窺えます。祠に大小二基の庚申塔、いずれも三猿と青面金剛が彫られています。庚申塔の造立年、いずれも摩耗が進んでいて文字が不明瞭で、読み取れませんでした。
下祖師谷村の庚申塔2基大きい庚申塔は青面金剛像と三猿が彫られていて正徳6(1716)年造立。小さい方は青面金剛像と邪鬼に三猿で元文元(1736)年造立。嘗てはこんもりと塚になっていたらしいが定かではない。小田急線祖師ヶ谷大蔵駅北口の商店街を400m程、木梨サイクル(とんねるずの木梨憲武氏のご実家)の少し先にある。
右側の大きい方は、青面金剛像と三猿の彫られています。正徳六年(1716)の造立、願主は下祖師谷村の講中。左側の小さい方は、青面金剛像、邪鬼、三猿が彫られています。造立は祖師谷村講中、元文元年(1736)です。往古は道沿いに三つの塚が並んでいたそうです。庚申塔は真ん中の中塚に祀られていたのですが、周囲の松が枯れたので、今の南塚に遷したとのことです。結構大きな塚だったらしい。
ローソンの横にある。
駒形月日青面金剛三猿の庚申塔が2基、並んで建っております。
ウルトラマン商店街にあります。
| 名前 |
下祖師谷庚申塚 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
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塚(あるいは基壇)の上に玉垣に囲まれて堂宇が建立されており、堂宇内に2基の庚申塔が祀られています。向かって左側。六臂合掌青面金剛。上方に瑞雲付き日月。右上手に戟、左上手に法輪。両下手の持物は欠損していて不明。下方に三猿(言わざる、聞かざる、見ざる)「〜村」「現當二世」左右の文字刻は風化/剝落していてほとんど読めません。右側は、左側に比べて縦も横も2倍ほど大きい庚申塔です。六臂合掌青面金剛。上方に日月(逆様)。日月の間の種字は釈迦如来のバクでしょうか。右上手に戟、左上手に法輪、両下手に弓矢。下方に三猿(言わざる、聞かざる、見ざる)「奉造立供養庚申為講衆二世安楽也」「干時正徳六丙申天閏二月五日」(1716年)