春日大社のぶと饅頭、奈良公園で味わう!
萬々堂通則の特徴
春日大社の神饌菓子であるぶと饅頭は、特に人気があります。
2月から3月までの限定商品の糊こぼしは春を感じさせる絶品です。
老舗の和菓子屋として、奈良市内の餅飯殿センター街に位置しています。
初めて伺いましたが、雰囲気のある店内は品数豊富で目移りしました。お供えの水菓子を配送して頂き、お味見用に色々なお菓子を1つずつ購入しましたが、おひとつからどうぞと気持ち良く対応して下さいました。包装もとても丁寧で賞味期限シールを全てに貼って下さり申し訳なかったですが安心できました。念願のぶと饅頭、もっとの、美味しかった!
春日大社の神饌菓子、ぶと饅頭が購入できます。中のあんこはこし餡で、生地は固めで砂糖がしっかりまぶさっています。いわゆるあんドーナツな感じですが、一般のあんドーナツよりもこし餡が滑らかで生地が固めです。他にも和菓子の取扱いがありますが、なぜかいつもぶと饅頭だけで満足してしまいます。商店街の中にあるお店なので、駐車場はありません。
お取り寄せで季節限定の糊こぼしを自宅用と幼馴染のおばちゃん家用に注文しました。ちょっと不恰好でぽってりとした椿をようした和菓子のお味はとっても上品で美味しかったです。お箱もかわいくってお取り寄せしてよかったです。今月は母の誕生日なのでプレゼントの添え物にまたお取り寄せ注文をしました。「銘菓4種詰合せ」楽しみです。
東大寺二月堂のお水取りの季節限定の御菓子です。糊こぼし。しっとりとした練り切りの花弁と軽い黄身餡の花芯が絶品です。
春日大社に納められていると言う、ぶど饅頭を購入。いわゆる、あんドーナツのような感じで、周りが意外と硬めで美味しかったです。賞味期限が数日あったので、もう少し買えばよかったな、と思いました。支払いはペイペイも使えました。
商品は一つずつ購入ですることもできます。上品な甘さでとても美味しかったです。餅は翌日も柔らかさを保っており美味しく食べる事ができました。奈良に行く時は是非立ち寄りたいお店です。
のりこぼしとぶと饅頭イートインは出来ないので奈良公園で食べました。1つからバラ売りしてくれるので、お天気の良い日に公園で食べるのも美味しい😊のりこぼしは東大寺のお水取りの時期にしか売っていないのでちょうどその時期にタイミング良く行けて良かった。
お水取りの期間である2月〜3月まで限定の【糊こぼし】食べると春が訪れるみたいです。
老舗の和菓子屋さんです。名物は「ぶと饅頭」です。遣唐使が持ちかえったと云われる唐菓子がルーツであるようで、普通の和菓子とは全然違います。小麦の生地に、こし餡を入れて、油で揚げて、砂糖がまぶしてあって、まるで「揚げあんドーナツ」です。歴史があるのに、何か新しさを感じるお菓子です。ただ、伝統のお菓子にありがちで、かなり甘いです。一個から購入できます。賞味期限が短いので、お土産としてなら最終日に購入することをオススメします。コロナ対策:アルコール消毒設置。店員さんマスク着用。入口開放。
名前 |
萬々堂通則 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0742-22-2044 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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古都の看板 紙を刺すような鋭さ古都・奈良といっても、その昔日の面影に、わたしは弱りきった表情をみることが多い。かつて軒先に木額をつるし、店に古材の扁額をかかげて、古い歴史を懐に抱いているような風景が多かった。だが、そんな風景にこだわっていては、時代にあわぬというのだろう。看板や木額は、一つへり二つへりして、町並み家並みは変わっていく。文人墨客の旅舎として、その名も天下に知れわたっていた日吉館でさえ、先年ついに看板をおろし戸を閉じてしまった。古都にうけつがれてきた木と墨の文化は、セメントとペンキにその座を奪われてしまった、と思う。わたしは、萬々堂にのこる古い木額を眺めながら、ずっしり重い伝統ととめどもない現実が、たがいに並行して流れる音を聞いていた。この木額は、大陸生まれの陳墨陰の字である。筆をピーンと垂直にたて、まるで紙を刺すような鋭さでかいてある。まさに中国のクラシック書法だ。これを店にかけ続けるには、理解と勇気がなくてはなるまい。この萬々堂は、館館という菓子にも、中国そのままの名をのこす。館館は唐からやってきて、天平の貴族たちがたしなんだ。薬味の匂う、油で煮た餅で、いまは春日神社に神饌として古風ゆかしく伝わっている。神の供物は味つけをきらう。食べて美味というのはすくない。萬々堂は、結館のイメージに時代の好みを加えつつ、艦饅頭をつくりつづける。むかし、平民宰相といわれた原敬には鉄道特別便で送りつづけた。歯の治療のたびにやってきた志賀直哉は、奈良へくれば萬々堂ののれんをくぐった。陳墨陰のかたくなな書風は、この萬々堂の結鮭のイメージによくかなった。のれんに染められ、水車の板に彫られたりして、唐土の匂いは、看板と結のなかで心地よく眠っていた。これからも眠りつづけてほしいものである。味は世につれ、なのだから、たとえ饅頭の味は変わっても、看板だけはーと思うのだ榊 莫山 路傍の書 より。