東大寺八角燈籠、歴史の証!
金銅八角燈籠の特徴
東大寺八角燈籠は天平時代からの国宝で、約4.6メートルの高さがあります。
大仏殿前の整然とした位置にあり、堂々とした姿が訪れる人を魅了しています。
音声菩薩や獅子像の浮彫が施されており、非常に美しい荘厳な燈籠です。
ただの燈籠と思わないでください。写真で見るより遥かに大きいです。これはホントに燈籠なのか?灯台で良いのでは?w近くで見ると細工の繊細さに驚きます。
東大寺は奈良では一番の観光ポイントであり連日多くの方が訪れています。多くの方が南大門で立ち止まり詳細に見た後に、大仏殿にまっすぐ行ってしまいます。この東大寺の八角燈籠は大仏殿の前にありますが、立ち止まり見学する方は皆無です。これを見ずに通り過ぎるのは、もったいないです。東大寺の大仏殿は奈良時代に建立された後、ご存じのように2回戦火で焼失し、現在の大仏殿は江戸時代に再建されたものです。東大寺でも奈良時代の創建当時から残っている物は少ないのですが、この八角燈籠は創建当時のものです。ちなみに雨ざらしで置かれていますが国宝です。この燈籠は平家による南都焼き討ちでの大仏殿炎上、戦国時代の松永久秀による大仏殿炎上の歴史の目撃者かと思うと感無量です。是非、東大にいらした際は、この八角燈籠もしっかりと見学してください。八角燈籠は青銅製で高さが4.6mもある立派なものです。外観は八角なので8面ありますが、雲の中を駆ける獅子と楽器を奏でる天人がひし形格子の透かし地に浮彫されています。彫刻も天平時代の工芸品として素晴らしいものなので、是非見てください。
東大寺創建当初からある国宝の青銅製の灯籠です。素通りする人が多いですが、貴重な文化財です。火袋の音声菩薩の優美な姿が素晴らしいです。
この八角灯籠は、奈良時代の東大寺創建当時のもので、国宝です。2度の大仏殿炎上を、ここで見ていたと思うと感慨深い時の流れを感じます。
国宝。高い技術と美しさに驚かされる。
東大寺大仏殿の参道の中央に建っている灯籠で結構立派で大きな物で明かりが灯った所を観てみたいけど🎵
東大寺大仏殿は兵火により二度焼失し、現在の堂は江戸時代の再々建ですが、この八角燈籠は天平時代からの現存工芸品で、東大寺の歴史を見続けてきました皆さん、背後の大仏及び大仏殿に目を奪われがちですが、この燈籠は足を止めてじっくり見るべきですね八面ある羽目板には四面に音声菩薩、四面に獅子像が浮彫にされています、穏やかな表情を浮かべた音声菩薩から音楽が聞こえてくる様な気がします菩薩像の一枚は、かつて盗難で無残に剥ぎ取られるという受難に遭いましたが、その後剥ぎ取られた菩薩像は無事見つかり、燈籠も受難が無かったかの様に修復されました、帰ってきた元の菩薩像は東大寺ミュージアムで見る事が出来ます。
広い道に堂々たる姿の灯籠。
中門と大仏殿の中間にある燈籠。
名前 |
金銅八角燈籠 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.5 |
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大仏殿の正面にある高さ約4.6メートルの燈籠が、東大寺八角燈籠です。この燈籠は奈良時代の創建当初からこの地にある大変貴重なもので、銅造としては日本最大かつ日本最古の燈籠として国宝指定されています。奈良時代、聖武天皇の在位期間の729~749年を中心に栄えたのが天平文化です。天平文化は、中国の唐文化に強い影響を受けた国際色豊かな貴族文化です。当時の鎮護国家思想に基づく仏教興隆政策を背景に仏教美術の黄金時代をもたらしました。8つの面を持つ燈籠の火を灯す空間を覆う火袋には、雲の中を駆ける獅子と笛や笙などの楽器を奏でる音声菩薩が、菱形格子の透かし地に浮き彫りされています。音声菩薩の柔らかな表情としなやかな体つき、天空になびく天衣は美しく、創建当時の天平文化による工芸の精華を現在に伝えています。(yahoo.から)