静寂の比企谷、妙本寺で心安らぐ。
妙本寺の特徴
日蓮宗の本山として、古刹の歴史が息づくお寺です。
比企一族の菩提寺であり、静かな雰囲気が心を癒します。
自然豊かな境内には、鎌倉最大級の木造仏堂が存在しています。
比企谷にある日蓮宗のお寺(左:2月、右:5月)鎌倉の穴場スポットの一つでとてもおすすめ縁側で読書してる人や昼寝している人がいるくらい静かで落ち着くお寺です[2021.2/2023.5]
訪問日:2024/02/13本覚寺から少し歩いてついに見つけた妙本寺への入口。ただ、山門の構えがあるところを潜るとすぐに本堂、という寺ではなさそうだ。解説板冒頭は「この寺一帯の谷を比企谷(ひきがやつ)といい、…」と始まる。その名からとった比企さん一族は鎌倉幕府の源氏の重要な手下であったが、いろいろあって別の手下一族に滅ぼされたようだ。それでも残った末裔が難を逃れ仏教への帰依を始めた地が、ここらしい。右手に幼稚園。よくある寺院運営のものであろう。名前にしっかりと「比企谷」が含まれていた。 方丈門と書かれた入口から階段を登るのが参拝ルートのようだ。この階段を登る途中で、長く歩いた疲れが出てきた。階段上にベンチは見当たらない。とりあえず岩のあるところに腰掛け一休み。さらに階段を上るとメインの本堂が見えた。敷地面積は広いものの山の中に佇む静かな寺院、といった印象。左手にはお坊さんの像、日蓮聖人である。手にかかる数珠、袈裟の皺まで細かく表現されていることで、今にもお経を唱え始めそうな表情に現実感が増す。この像を完成した時の達成感やいかなるものか。
2024年3月29日に訪れました。2代将軍源頼家の後継争いとして起こった比企の乱(建仁3年1203年)で比企能員(よしかず)の一族は、北条時政の謀略によって滅亡しました。比企能員の末子であった比企大学三郎能本(よしもと)は、幼少より京都にいたため生き残りました。比企能本は、文応元年1260年に日蓮聖人に帰依し、比企屋敷跡に法華堂を建てました。この法華堂が妙本寺の始まりだそうです。比企一族の供養塔、6歳で亡くなった一幡の君袖塚を参拝して来ました。
比企谷に拡がる大きな寺院です。1260年(文応元年)創建の日蓮宗最古の寺院で、日蓮聖人開山、比企一族の乱で、まだ幼少で京都に居て乱を逃れ生き残った比企能員の末子の比企大学三郎能本開基の由緒ある寺院です。左手参道手前左小道奥に蛇苦止堂と蛇形井が在り。左手参道階段を上って寺務所と本堂が在ります。今の本堂は昭和6年、第75世 日雅聖人の代に建立された建物だそうで、正面に本師釈迦牟尼佛、両脇には四菩薩(上行・無辺行・浄行・安立行)が安置され、日蓮聖人の座像が安置されています。境内奥に日蓮宗の開祖である日蓮聖人(祖師)をお祀りするお堂、祖師堂が在ります、お堂内中央正面の厨子に日蓮聖人、右脇に日朗聖人、左脇に日輪聖人をお祀りしています、大きくて立派なお堂です。境内右手には比企一族の供養塔、左手に巨大な日蓮聖人立像、その後ろに墓地、正面参道に朱塗りの立派な二天門が在り、右側に持国天、左側に多聞天が祀られている堂々とした門です。右手参道は車道で、車椅子やベビーカーは此方から上がれそうです。境内駐車場は関係者以外駐車できないかもしれません。境内いたるところに見所沢山あります。
自然豊かで素晴らしいお寺なのに、人はあまりいない穴場的なお寺です。1月に訪れましたが、まだ紅葉が少し残っていました。ピークに訪れたら、すごく綺麗だと思います。そして、梅が少しだけ咲き始めていました。緑も豊かですし、四季折々の花も楽しめそうなお寺です。山門も立派で、飾りには唐獅子や象(獏?)が彫られています。本堂の上にも龍が正面に、狛犬が左右に飾られてて、上から見守っているようです。全体的によく手入れがされていますし、人も多くなく、静かな時間が過ごせる場所です。鎌倉駅から徒歩で来れるのも嬉しいポイントです。
観光案内所のお姉さんが、鎌倉駅から近いけれどあまり観光客が訪れない穴場ということで「行かれたことがないなら是非!素敵なお寺です」とオススメしてもらいました。頼朝の重臣であった比企一族滅亡の寺です。鶴岡八幡宮正面の大きな若宮通を渡ると、途端に人通りが激減します。あんなにも賑やかに混雑していたのが嘘のよう。歩くこと5分ほどで「妙本寺」の門が見えてきます。入口から階段を上ると、昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の幟。「比企能員ゆかりの地」と書かれている歴史的にかなり重要なスポット。さらに奥へと、大きなもみじの木が茂る参道が続きます。紅葉の時期はとっても綺麗そう!美しいもみじの木の奥には、立派な本堂がのぞきます。仁王像が鎮座する想像以上に立派な仁王門にびっくりしました。豪快な瓦屋根と歴史を感じる木造のシックなお堂。きらびやかな装飾は無く、いかにも鎌倉のお寺といった風情で威風堂々の佇まい。こんなにも立派なお寺があったなんて!さすが観光案内所のプロがオススメするお寺です。地元の人ぐらいしかいない「超穴場」。オススメしたいスポットです。
小町大路から山側へ入った所に構える日蓮宗寺院で斜面をうまく利用した立派なお寺さんです。日蓮大上人の大きな立像が素晴らしく感じました。11月最後の週末に訪問しましたが、暖かいのか紅葉はいま少しでした。お詣りの後に御首題を授かり書置きを拝受しました。
鎌倉駅から程近い比企一族の菩提寺、比企の乱で北条時政に一族が滅ぼされた後、京都で生き延びた末裔が自分の屋敷を日蓮聖人に献上して寺が創立されたそうです。脇には比企家から源頼家の妾嫁となった若狭局をまつる蛇苦止堂もあります。まだ暑い9月末に訪れました。駅から境内に入るまでは汗ばむほどでしたが、境内に入ると周囲が山に囲まれているせいか気温が数度下がり涼しくて気持ちよかった。空気が一変する感じでした。参道をまっすぐ祖師堂の方に進むと金木犀並木になっていてちょうど開花していてとても良い香りでした。祖師堂の前は広く開けた感じになっており、ご近所の幼稚園の遊戯場になっているのか多くの子供達が遊んでました。鎌倉のまちなかにありながら静かに森林浴ができる素敵なお寺です。
2022.6.20家内が行きたいという比企家の菩提寺「妙本寺」へ。鶴岡八幡宮から若宮大路を、15分程歩く。若宮大路から少し離れた場所に広〜い「妙本寺」がある。総門脇に幼稚園があり、そこから祖師堂まで緑に被われた参道の登り坂が長く続く。総門を回り込んで、クルマでも行けるようだが、駐車スペースは広くない。時期的に、濃い緑に紫陽花が彩りを添えて、薄曇りで蒸し暑い日であったが、どことなく涼しさを感じられる佇まい。とても雰囲気が良い場所です。二天門に着くと、数人の方がスケッチをしており、正に画になる場所だ。秋に紅葉🍁の中、また訪れたい。境内正面に立派な祖師堂があり、結婚式の前撮りが行われていた。私は、祖師堂には寄らず、右手にある比企氏一族の墓所を経て、鐘楼、本堂、寺務所を通って帰ってきた。兎に角、比企氏の菩提寺がこんなに広大、且つ、立派な寺と知り、大変な驚きであったが、合わせて一族の墓の小ささにも驚かされた。
名前 |
妙本寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0467-22-0777 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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大好きなお寺です。前撮りで初めて訪れ、とっても好きになったお寺です。こんなに荘厳で素敵なのにいつ行っても人が少なくて穴場のお寺。知られて欲しいけど知られてほしくない、そんな名所です。