新宿・庚申堂の懐かしき風情。
淀橋庚申堂の特徴
大都会新宿に残る懐かしい風情の庚申堂です。
立川談志さんやポール牧さんもお参りした場所です。
いにしえの色濃く残る地域の隠れたお社です。
西新宿のビル群から少し歩いた場所にある庚申堂。1664年に建てられたと言われ、太平洋戦争で消失してから1954年に庚申講の人たちによって再建されました。この地域は昔は淀橋と呼ばれていて、1947年に誕生した新宿区の前身のひとつが淀橋区でした。現在は行政の地名としては残っていませんが、寺院の名や施設の名として、随所に淀橋という名が残されています。
いまや庚申塚自体が、道路の拡張や再開発などで段々となくなっていくなかで、こちらはお堂を建てて、庚申堂として地域の人から大切に守られています。昼間はそう目立ちませんが、夜は2つの赤い提灯が灯り、いい風情になっています。お堂の前の道は小さな五叉路のようになっているので、交通安全の役にも立っているようです。
特に説明書きもないので、どういう物なのか不明。
お参りする方をよく見かけます。新しいものと昔から引き継がれたものが混在しているのがこの辺りかもしれません。
大都会な新宿といえども、いにしえの色濃く残るこの地域〜辻に現れた庚申堂も懐かしい風情のお社です。当日もお世話役の方々が御供えの花を手向け、お社を念入りに整備なさっていました。民間信仰の地域の拠り所として、今も息づいています。
近所の人の話によると、この庚申堂には在りし日の立川談志さんやポール牧さんが時々やってきていたそうです。最近では河相我聞さんが時々やってくるそうです(笑)
名前 |
淀橋庚申堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
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夜は灯火があり、風情があります。後世にのこしたいと切に思います。