江戸川の歴史と清瀧神社の魅力を体感!
堀江水準標石の特徴
清瀧神社内に位置し、歴史的なリンド水準標石が見られます。
明治時代に設置された測水標石で、オランダ人技師の技術が光ります。
江戸川と利根川の水位観測に利用された貴重な史跡です。
堀江水準標石この水準標石は、江戸川や利根川の水位の基準点として設置されたもので、この標石の頂点の高さを基準として江戸川河口の水位ゼロ点の高さを「Y.P. (Yedogawa Peil; 江戸川工事用基準面)」と設定した。 Y.P. は、 130年以上経った現在も両河川の水位の基準となっている。Y.P. は、現在の標高の基準となっている「T.P. (Tokyo Peil; 東京湾中等潮位)」より 0.8402m低くなっている。平成19年 (2007年) 11月18日、 (社) 土木学会より選奨土木遺産 として認定と、実に地味でそっとそこにある、という土木遺産。でも、これは歴史的な意味や、今もここに残っているだけで十分過去に思いを馳せ、その後の土木の進歩に光を感じる存在。華々しい構造物も良いが、こういうなんだこれ?的な存在感は実に楽しく感じます。土木という世界の幅広さも感じます。場所は浦安 清瀧神社 の境内。清瀧というと一部の呑兵衛には御徒町を思い出したりしますが、歴史のある神社で、安産祈願と富士講の記念の富士塚があって良い空気を感じます。まわりも古くからの浦安らしさ、を残して町並み散歩も楽しいです。
清瀧神社のリンドの江戸川原標(測水標石)明治 5 年(1872)、オランダ人技師のひとり、I・A・リンドは、江戸川筋と利根川筋に水位標を設置し、水位観測を行った。同時に、江戸川河口の浦安堀江から利根川河口の銚子の飯沼までの水準測量を行った。千葉県銚子市の飯沼観音(圓福寺)内には、飯沼水準原標石を設置し、利根川河口の飯沼に設置した水位尺(量水標)の零位を日本水位尺(J.P.,Japan Pei1)と名付け、水準測量の原点と定めた。そして、江戸川・利根川でリンドが行った水準測量にもとづいて堀江水準標石を設置した。これは、「日本の河川測量の原点」とされる飯沼水準原標石とともに設置された日本最古の水準標石である。リンドは堀江水準標石を設置し、江戸川堀江水位尺(量水標)の零位を江戸川水位尺(Y.P.,Yedokawa Peil)と名付けた。リンドの残した Y.P.は、現在でも河川の水位表記として使われており、利根川水系の河川工事・管理の基準のもとになっている。
清瀧神社のリンドの江戸川原標(測水標石) 明治 5 年(1872)、オランダ人技師のひとり、I・A・リンドは、江戸川筋と利根川筋に水位標を設置し、水位観測を行った。同時に、江戸川河口の浦安堀江から利根川河口の銚子の飯沼までの水準測量を行った。千葉県銚子市の飯沼観音(圓福寺)内には、飯沼水準原標石を設置し、利根川河口の飯沼に設置した水位尺(量水標)の零位を日本水位尺(J.P.,Japan Pei1)と名付け、水準測量の原点と定めた。そして、江戸川・利根川でリンドが行った水準測量にもとづいて堀江水準標石を設置した。これは、「日本の河川測量の原点」とされる飯沼水準原標石とともに設置された日本最古の水準標石である。リンドは堀江水準標石を設置し、江戸川堀江水位尺(量水標)の零位を江戸川水位尺(Y.P.,Yedokawa Peil)と名付けた。リンドの残した Y.P.は、現在でも河川の水位表記として使われており、利根川水系の河川工事・管理の基準のもとになっている。
リンド水準標石とも呼ばれる。オランダ技師リンドが明治5年に設置した近代日本の最初の水準測量の標石のひとつ。
名前 |
堀江水準標石 |
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ジャンル |
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電話番号 |
047-351-1111 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.7 |
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