冬の奈良で神秘体験、若宮神社へ!
春日大社 若宮の特徴
若宮神社は春日若宮おん祭で有名な神社です。
奈良県春日大社の摂社で、格式高いお社です。
天押雲根命を祀り、知恵を授ける神様がいます。
若宮神社は春日大社の幾つもある摂社の中でも別格扱いのメインの神社です春日大社に参拝に来られたなら、必ずこちらにもお参りすべきです若宮神社では毎年12月17日を中心に数日に渡り「春日若宮おん祭り」があります特に17日はお渡り式という時代絵巻物のようなパレードがあります1136年に時の関白、藤原忠通が五穀豊穣などを願って始めたとされます2023年の今年は888回目だったそうです古式装束に身を包んだ約千人が奈良の中心街を練り歩くというものです京都の「葵まつり」をイメージされると良ろしいかと思います馬に乗った関白の使いの日使(ひのつかい)が先導役となり、巫女のほか、猿楽などの芸能集団が奈良の街の中心部をゆっくりと進みます2023年はの日使の役を三菱UFJ銀行の園潔特別顧問がお務めなされました正午に興福寺の県庁前のところから、スタートして近鉄奈良駅、JR奈良駅、メインストリートの三条通りを進みます猿沢池の横を通り越して、春日大社の一の鳥居の先にある御旅所に午後2時半頃に到着します御旅所では深夜まで御旅所祭という芸能の奉納がありますおん祭りはその他にも大変多くの祭礼があります前日の12月16日は旧大和国の領主がうち揃ってお詣りする祭礼もあります大和士宵宮詣(やまとざむらいよいみやもうで)がそれですまた12月16日は、すぐ近くの東大寺でも良弁忌という大きな行事があり開山堂など年に一日だけの特別公開が行われます奈良に観光に来られるなら、季節の良い観光シーズンが最適でしょうが、この12月16日~17日が実はお勧めです冬で寒くなり、クリスマスのホリデーシーズン前なのでインバウンドの観光客もかなり少なくなります修学旅行の団体も無くはないですが、春秋のようなことはありません最近は良いホテルも多くできました冬の一泊二日の奈良旅行をお勧めします。
春日大社には大宮にお鎮まりの4柱の神様の他、摂社末社として計62社がお祀りされており、その中で若宮様は境内南側にご鎮座。若宮様は五所御子様と呼ばれ、お名前は天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)。春日大社で5番目の神様てす。大宮4柱の第三殿の天児屋根命と第四殿の比売神の御子神様であります。また、【若宮15社めぐり】では、その若宮神社をぐるり囲むように人が生涯を送る間に遭遇する様々な難所をお守りくださる神々(若宮を合わせた15社)に参拝ができます。私がその15社めぐりに訪れたのはお正月の1/2。まだ午前中だったからか参拝者もそこまで多くなく、大変嚴かな空気感が漂う中、自然豊かな木々の道を抜けながら1社1社、お参りをし玉串札を納めながら巡り歩き。大変有意義のある初詣となりました。
若宮社は、春日大宮の四柱の神様のうち、第三殿の天児屋根命様、第四殿の比売神様の御夫妻の御子神様として、平安時代中期となる1003年に御誕生された神様です。その後、春日大宮で5番目の御本社格の神様(五所御子)として一緒に祀っていましたが、その若々しい優れた霊験でもって、より人々を救うべく多くの人々の願い尽力で若宮社の創建が叶いました。当時、気候不順による凶作や疫病の蔓延のために苦しんでいる人々を救うため若宮様は絶大な御霊験を発揮され、全ての禍い事を祓い去り、その御加護により好天にして作物豊饌となり、万民ことごとく歓喜し踊ったと記されています。それほどに絶大な御力を発揮され、篤い崇敬が寄せられてきた今日では、人々の生命力を増進させ、正しい知恵を御授けくださる神様として知られる日本を代表する神社です。若宮十五社巡りで人の一生をたどりながら、自身の生涯の安泰を心を込めてご祈願してください。十五社巡りの参拝は夫婦大國社で受付しており受付時間は9時~15時、受付で用紙に住所、氏名、生年月日、願意を記入します。(初穂料1500円)受付が終了すると巾着袋に入った15枚の玉串札を渡され参拝の説明を受けます。その後、夫婦大國社向側の手水所で口と手を清め、一番から各神社、遥拝所に玉串を納め祈願して行きます。最後に夫婦大國社で祈願に合わせ、十五社満願の奉告をします。その後、受付で15社の御朱印と福守をいただけます。15社ありますが、若宮神社周辺にありますので30分~1時間で巡礼できますよ。
昨年は若宮の43回目の式年造替の年に当たりました。式年といっても20年に一度という古来からのしきたりは、明治時代以降はずっと不定期に行われていましたが、今回からは20年に一度の造替に戻すということです。
なかなか立派な神社でした。
二十年に一度の【式年造替】の特別参拝に行って来ました。宮司さんの案内のもと、普段入ることのできない所に入れ、凄く幹の太い藤の花が見れたり、お話が聞け、より若宮神社の事を詳しくなりましたが、興味の無い人は特に珍しい物が見れるわけでもないので、あまりかもしれません…国の願いではなく、一般人の個人的な願いを聞いてくれると言うことで人気があったみたいです。ちなみに何故二十年に一度建て替えるのか言うと、伊勢神宮での話しですが【若手】【中堅】【ベテラン】が一緒に建て替え作業をする事で、建て替え技術を継承していくのが目的みたいです。
若宮神社は御遷座があってますきれいになりました。
春日本宮と縁結びの摂社の間に鎮座されていて奈良のお祭りとして有名なお社。遷宮でNHKの生放送も見れておすなまきもさせてもらいました。数年前の本宮もさせて頂き、ご縁を感謝しています。非常に綺麗です。
お砂持ちで訪問。春日さんは、見どころが満載すぎて、1日で全部散策するのは難しいなぁ。
名前 |
春日大社 若宮 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0742-22-7788 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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春日大社本殿に鎮座されている中臣氏(藤原)の祖神で河内の牧岡神社から移られた天児屋根命(三殿)と比売神(四殿)とのお子様である天押雲根命がお祀りされています。春日大社は平城宮の鬼門に出雲の国譲りに登場する建国・武道の神である鹿島神宮の武甕槌大神と平和・外交の神とされる香取神宮の経津主大神に祖神(二神)の四神をお祀りしています。平安時代末期の藤原時代の全盛期で末法の世に神力への期待も高まっていたのでしょう。祭神は約100年ほど前に四殿に出現されたそうですが長らく神として祀られる事は無かった事による嫉みで天災が起こっているとの神託が下り本殿と同じ規模の社で建てられた御霊信仰で出来た社です。他の神社もそうですが若宮は本殿と並ぶ事は無く少し離れたところに建てらています。1136年には藤原忠通が長年に及ぶ大雨長雨による水害や飢饉から万民を救済するためにお旅所と呼ばれる仮殿に若宮神をお迎えして祭祀が行われたのが『若宮おん祭』と呼ばれている神幸祭で大和国の行事だった事も有り有名です。一般的な御神輿ワッショイでは無いのが見所で特に12月17日の稚児流鏑馬や神楽、猿楽、田楽など古式ゆかし神事は必見です。2023年に式年造替が終わり色鮮やかになりました。水銀100%の高価な本朱が塗られている全国的にも数少ないお社の一つで春日大社では本殿と若宮だけです。本殿は特別拝観だと4つ並んでいる所も若干見えたりしますが通常の参拝では良く見えないので建築の春日造りや本朱の色が見れるのは若宮に限られます。ただ塗られてから日も浅いので色が落ち着くまで数年かかりますが木々の緑と調和した色合いは稲荷神社の朱色(ペンキ)には無い良さがあります。