鎌倉七口の名越切通、古道の趣を体感!
名越切通・第1切通の特徴
名越切通は鎌倉七口の一つで、歴史を感じられる古道です。
亀ヶ岡団地北バス停からアクセスしやすいハイキングコースです。
自然豊かな山の風景と小さな展望台が楽しめるスポットです。
ナビで行こうとすると県道沿いに誘導されてしまうので亀ヶ岡団地北バス停を目指せば切通に行ける。切通というとか鎌倉時代を思い浮かべる人が多いが、江戸時代までは道として使われていたそうだ。
国指定史跡。鎌倉七切通し(七口)のひとつで朝比奈切通しとともに鎌倉時代の形状が最もよく残っている。道の中央に巨石がむき出しになっているが、土止めに使っていたものが長い年月で移動したものだろう。敵の侵入を妨害するという作為ではないと思う。これらの石も近くの大切岸から切り出したものかもしれない。巨岩がせり出して道幅が極端に狭くなっている場所が一番の見もの。なお名越に屋敷があった名越北条氏は北条得宗家(嫡流)に次ぐ勢力があったが、何度か反抗して粛清され、勢力が衰えた。北条時政から継承した名越氏の屋敷はここより北の「大町釈迦堂口遺跡」の辺りと言われてきたが、近年の調査で疑問が持たれている。
第一の切通の上には物見台のような場所があるの気づきましたか?写真を載せておきます。ここから敵が来た時に上から矢を射ることができるなと、想像が膨らみます。切通としても美しい高さを持っています。
緑ヶ丘入口の上にある登口から上がるのは少しキツイので亀ヶ岡団地側から入るのがオススメ。住宅街の奥にひっそりと入口があり、すぐにこの第一切通に辿り着く。ここから反対側の逗子ハイランド口までゆっくり散策して3-40分程度。ハイキングコースとして最適だしワンちゃん連れでの散歩にもいい。ハイランド口から出たらそのまま衣張山方面で抜けても面白い。
生憎の雨☔でしたが鎌倉駅から軽くウォーキングしてみました。何も調べてなかったものでスマホ頼りに適当に歩いてました。たくさんある行先標を信用すると行き止りになったり私有地に入ったりと迷子になりそうでした。取り敢えず今は横須賀線も県道も逗子にはトンネルが抜けていてその上が山道になっているのは分かりました。雨で傘をさしながら歩くところでもなかろうと早々に撤収しました。また天気のよい時に。
鎌倉側から登りました。朝比奈切通しよりは登りやすかった気がしますが、それそはそれでなかなかでした。殆どぬかるみなので靴には注意が必要です。アジサイ綺麗でした。
下調べもせず、Google mapと看板を頼りに行きました。結果、予想だにしない狭く急な山道と鬱蒼と茂ったシダなど植物に阻まれ、心細い中、なんとか辿り着きました。調べると私が使った入り口を含めて3つの入り口があります。①大町口②ハイランド口③亀ヶ岡団地入り口私は大町口から入ったようです。いにしえを感じるには良い選択かもしれませんが楽に目的地に行くには他が良さそうです。
鎌倉の東南方向と三浦(半島)方面を結ぶ古道。鎌倉時代の後、通りやすいように改修されたりと、当時のままというわけではないようですが、切通の名の通りの切り開かれた道を体感することができます。
古来鎌倉への入り口として利用された鎌倉七口の一つです。もう少し行けば鎌倉特有の葬送形式のやぐらの代表的場であるまんだら堂やぐら群があります。鎌倉駅からも逗子駅からも離れているので、体感40分くらい歩きました。私が行ったのが悪天候の中だったので道はすごく悪かったです。多分天気が良くても、よく日が差すようなところではなく湿気が逃げにくいと思います。足腰に不安のある方は要注意です。大体写真にある感じでただ岩に囲まれた細い道ですが、どこか既視感を感じました(教科書とか?)説明看板によると、今ある切通しの下に古い道があるらしく、遡って江戸時代だそうです。さらに室町後期には山を崩して通行しやすいようにしたとのことです。建長寺前の巨福呂坂もそうですが、現代感覚で悪路・険路を正規ルートにする昔の人々の健脚さには頭が上がりませんね(笑)従来の説で外敵の侵入を阻むため狭くつくったと言われていますが、鎌倉時代を下ると広く人々に利用された道になっていたのですかね。「武家の古都」とかいう世界遺産登録を視野に喧伝されたイメージは、果たして当時の実態を映しているのか?そういった軍事都市のイメージは再考されるべきかもですね。
名前 |
名越切通・第1切通 |
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ジャンル |
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電話番号 |
046-872-8153 |
住所 |
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評価 |
4.0 |
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ハイキングにちょうどよいコースで30分くらいで歩くことが出来る。