住まいの中の源氏ゆかりの神社。
由比若宮(元八幡)の特徴
1063年に源頼義が創建した歴史ある神社です。
住宅街の中でひっそり佇む小さなお宮様です。
鶴岡八幡宮の元宮としてその由緒は格別です。
お祀り、御朱印。駐車場なし。相模守だった源頼義が東北での戦に勝利し京に帰る途中、1063年に鎌倉に立ち寄り、源氏の守り神である石清水八幡宮の祭神を移しお祀りしたとされています。その後源頼朝が現在の鶴岡八幡宮がある場所に社殿を移した為、ここは元八幡と呼ばれるようになったそうです。住宅の中にひっそりとある小さな神社で、宮司さん(?)のお宅が隣接しています。こちらで御朱印もいただけます。鎌倉における源家の八幡信興始まりの地です。
5年前から鎌倉通い。3年前にその存在を知り、妙法寺の帰りにお詣りをと思ったが、道に迷い叶わないままに終わっていた。桜の季節の若宮大路を歩いたことがなかったこともあり、グーグルマップと言うアイテムを使用することで念願を果たした。
由比若宮は、1063年に源頼朝の祖先・源頼義が創建した神社。頼義が「前九年の役」で安倍氏討伐のために東北へ赴く際、京都にある石清水八幡宮に勝利を祈願した。戦に勝利した頼義は、感謝の意を込めて祭神を鎌倉へと勧請するために由比若宮を建て、これを源氏の守り神とした。その後、1180年に源頼朝によって、由比若宮の祭神を現在の鶴岡八幡宮へと移したため、由比若宮は「元八幡」と呼ばれるようになった。境内は、鶴岡八幡宮とともに国の史跡に指定され、毎年4月2日には、源氏の守り神ゆかりの地として「由比若宮例祭」が行われている。*鎌倉観光情報サイトより。
いつかは行こうと思いながら、駅から離れていることもあり、先延ばしにしていましたが、「鎌倉殿の13人」の年の内にと思い定め訪ねました。場所が分かりにくいので、地図を片手に狭い路地を歩きながら探し当てました。住宅街にある小さな神社で、ここが由比若宮と言われなければ、この地域の氏神様と勘違いしそうです。まずは、お詣り。参道を挟むように2本の大きなイチョウが植えられています。賽銭箱には丸に鶴のマークが入っていました(鶴岡八幡宮と一緒ですね)。また、境内には、「源義家公 旗立の松」がありました。この松は、「前九年の役」に続き、奥州での合戦となった「後三年の役」に向かう際、源義家が旗を立てたと言われているそうです(いまは切り株が残されています)。この社は相模守であった源頼義が「前九年の役」において奥州の豪族:安倍氏を討伐、源氏の守り神である京都石清水八幡宮に戦勝祈願をしていた源頼義が、そのお礼として石清水八幡宮をこの地に移しお祀りしたのが起源とのこと。その後、源頼朝が現在の鶴岡八幡宮へ社殿を移してから、ここは元八幡と呼ばれるようになったそうです。鶴岡八幡宮とは違い、訪れる人もあまりいない静かなお社ですが、源氏と鎌倉とのつながりがここから始まり、武家の世がつくられていったと思うと感慨深いです。せっかくなので御朱印をと思ったのですが、社務所が見当たりません。普通の民家にしか見えなかったのですが、しめ縄がしてあったのでインターフォンで尋ねたところ、しばらくお待ちくださいとの返事があり、無事頂くことができました。御朱印は「八幡」と書かれた封筒に入れられていましたが、八の字がハトになっていました!
4年ぶりの鎌倉。想像よりも修学旅行生で街中(特に小町通り)が混雑していたので、今迄に行ったことのない所へ行ってみよう!と行ってきました。だいぶ以前に、小説・ツバキ文具店で知ったお宮です。物語の中でも語られているので、小さなお社だとは想像はいていましたが、想像をはるかに超えるこじんまりさでした。ご近所や地元の方にとっては大切な場所だとは思いますが、外者にとっては一度で充分といった感じです。
前9年の役で勝利し京に帰る途中の源頼義が源氏の守り神を、ここに移したそうで、源氏と鎌倉の縁が出来頼朝が今の鶴岡八幡宮に社殿を移した事から元八幡と呼ばれる様になったそうですが私も含め知らない人も多いのでは?
鶴岡八幡宮の始まりの場所のようです。御朱印、頂くことできました。
住宅街にひっそりと佇む小さな社殿。ここがあの壮大な鶴岡八幡宮の元の神社かと思うと感慨深いものがあります。鎌倉駅幕府オリジンの一つとして是非とも訪れたい場所です。敷地内には、源義家が白旗を立てて武運長久を祈ったと言われる「旗立ての松」が残っております。
ようやく来る事ができました。源頼朝よりも前に源頼義が勧請し、源義家も修復しているようです。住宅街の奥にひっそりと佇む小さな神社ですが、源氏と鎌倉の結び付きの地に立つ事ができて感激しました。
名前 |
由比若宮(元八幡) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.1 |
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鶴岡八幡宮の前身の神社。源頼朝が今の鶴岡八幡宮の場所に移すまではここにあった。