恐山の本坊で歴史を感じて。
円通寺の特徴
恐山を管理する清涼感のある寺、円通寺。
斗南藩の史跡として歴史的価値が高い名所。
親しみやすい和尚様が迎えてくれる静かな信仰の場。
憧れの恐山を参拝した際、円通寺というお寺が本坊であることを知り、次の機会はないかも?と、帰路のバスを「本町」で途中下車してお参りしました。大永2年(1522;室町時代後期)に聚覚が開いた曹洞宗のお寺で、本尊は釈迦牟尼仏です。モダンな造りで面食らいましたが、真新しそうな本堂の扉は自分で開けることができ、中には「ご自由にご参拝下さい」とあったのでホッとしました。中からお坊さんが出てきて「どうぞごゆっくり」と声を掛けて下さいました。観光地というよりは、地元の信仰の場として、恐らくはご縁のある方が何組も車でお墓参りに来ていらっしゃいました。頭上に掲げてある集合写真の中に、いくつもの著書を書いておられる「南直哉」さんのお顔を見つけて「ほぉ~」と思いました。バスの便があまりないので、徒歩で下北駅へ移動しましたが、約30分弱かかりました。
お参りに行きましたら御堂も新しくなり平成4年10月21、22、23日が大法要と掲示板に書いてありました。とても大きなご立派な伽藍です。
恐山を管理しているお寺です。会津藩に縁のあるお寺で、あちこちにその足跡を見ることが出来ます。
恐山菩提寺であり、斗南藩の史跡でもあります。恐山の後に訪問しました。立て替えられて間もないと思われる本堂はたいへん立派で、鐘楼も歴史を感じさせる物でした。戊辰戦争に敗れた後、会津藩はこの地へ追いやられ、たいへんな苦労を強いられたとのこと。明治維新の光と闇を思わずにはいられませんでした。
田名部観音霊場1番、順番通りで廻ると厳しい観光案内所で小冊子入手Pあります第二番札所月照山清澤寺、如意輪観音様、むつ市城ヶ沢4-1第三十三番札所恐山菩提寺、十一面観音様/聖観音様、むつ市大字田名部字宇曽利山。
激動の幕末、徳川幕府はもとより京都守護職の忠勤により孝明天皇の信任も厚かった第一義、忠節一筋の会津藩は屈辱の朝敵の汚名を着せられ斗南藩として下北半島に移封させられてしまいます。こちらの寺院は斗南藩の藩庁と藩校日新館が置かれた場所で凛とした会津武士の魂を現代に伝えています。会津藩士の御子孫がされている大間の斗南藩資料館、斗南藩重臣会議の場徳玄寺、飯盛山より古い白虎隊の供養塔がある観福寺、斗南藩士上陸の地など下北半島には斗南藩ゆかりの史跡が数多く点在しています。是非、斗南藩の皆様の会津魂と悲劇と無念とご苦労の足跡を尋ねてみて下さい。とても美しい書体の御朱印は本堂横の誠実感あふれるご住職さま宅で頂けます。無料駐車場有。
斗南藩の仮の藩庁が置かれた寺です。藩校の日新館も、ここに再建されたそうです。境内には、会津藩士の招魂碑が建てられています。
斗南藩史跡です。斗南藩が成立したあと、斗南藩の仮藩庁がおかれました。松平容保・容大公もこの寺で寝起きしたそうです。駐車場あります。
和尚様がとても親しみやすく、本堂にも快く案内してもらいました。
名前 |
円通寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0175-22-1091 |
住所 |
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評価 |
3.7 |
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戊辰戦争に敗れた会津藩士たちが流刑に遭い、この地に斗南藩として藩庁を置いた場所。むつ市内の中心市街の田名部からも徒歩2分ほど。