石碑に祀られた高僧の遺髪。
船岡山に大智寺を開いた法源禅師が京都で不帰の人となったのを悲しんだ遠江の弟子達が持ち帰った遺髪と爪を埋め立てた石塔が祀られる法源堂です。併せて船岡山命名の由来や、坂上田村麻呂の伝説、トーチカの跡等の説明が書かれた案内板が平成三年に立てられていますが、よく見られる当該管轄行政下の教育委員会などではなく近傍に工場の立地する地元の企業、桜井製作所に仍るのが興味深く好もしくあります。スポーツのスポンサードなども重要だとは思いますが、此の様な企業活動も大切にして欲しく思います。お堂に祀られた髪爪塔に供えられた生花はみずみずしく日頃の手入れが行き届いているのが感じられます。
名前 |
舟岡山法源堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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京で亡くなられた高僧の髪と爪が奉られている石碑があります。角には大東亜戦争の本土決戦に備えて造られたトーチカがありました。