火山島カルボナードで震災の記憶を。
島越ふれあい公園の特徴
昭和59年に三陸鉄道が開通した歴史的な公園です。
宮沢賢治の童話にちなむカルボナード島越の名が特徴です。
津波の恐ろしさを感じる場所としても訪れる価値があります。
宮沢賢治の童話「グスコーブドリの伝記」の中にでてくる火山島の名前にちなんで「カルボナード島越」と名付けられ、昭和59年の三陸鉄道開通に華を添えていた。当時、ユニークなデザインとネーミングで人気があった。2011年の東日本大震災の津波により被災し、公園になっている。
三陸鉄道の旧島越駅の跡地にある公園です。島越駅は17メートルを超える津波を受け、階段を残して全壊したようです。その階段と宮澤賢治の歌碑、犠牲者の慰霊碑などがあります。大惨事があったとはとても思えないような、のどかな公園です。
この場所に来て、見て、津波の恐ろしさを感じてほしい。
21/4/14訪問。島越は山に挟まれた海岸の集落です。ここは集落丸ごとが18m近い津波に襲われました。公園にあるアンテナのようなモニュメントは、その高さを示しています。三陸鉄道の島越駅も全壊し、残ったのは階段だけでした。ここには津波で破損した宮沢賢治の碑があります。説明文には彼が明治三陸津波の年に生まれ、昭和三陸津波の年に死去した、と記されています。彼の碑も震災に合いました。何かと因縁があるのでしょうか。
屋根の青、芝生の緑、軌道堤体の白が綺麗な公園です。これで三鉄の赤い車両があれば写真スポットとしては完璧です。
名前 |
島越ふれあい公園 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.vill.tanohata.iwate.jp/kankou/see/fureai-park.html |
評価 |
4.4 |
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東日本大震災の津波によって流失した三陸鉄道の島越駅跡地に整備された復興公園。駅舎は跡形もなく流されてしまったが、ホームへ続く階段の一部が保存展示されており、当時の津波の脅威を伝えています。同じく津波に耐えた宮沢賢治の詩碑が、被災当時の姿のまま展示されています。公園内にある背の高いモニュメントは津波高表示塔で津波到達点の17.9メートルを表しています。明治・昭和の津波記念碑及び東日本大震災の津波記念碑が建っており伝えつなぐと刻んであります。