九条兼実ゆかりの小松谷で、仏さまのえがおを。
小松谷 正林寺の特徴
浄土宗の狭山の正林寺は、鎌倉時代初期に創建された歴史ある寺院です。
正林寺の広い駐車場は、バイクや車の駐車も便利で利用しやすいです。
京都女子大の隣に位置し、参拝時には落ち着いた静かな雰囲気が楽しめます。
九条家の寄進もあり、江戸時代の享保年間に北野天満宮近くから当地に移築されたと聞く。平安末期、小松殿(平重盛)の邸宅で、後に九条兼実公 [玉葉の記述者] が館とされた。兼実公は法然師に深く帰依され、讃岐流罪法難の時も、庇護に努められた。この御三人は末法思想の時代に生きられた良識派として、今日の日本人の心得になっていると私は思います。鴨川畔から標高差50mくらい高いこの地は東海道(三条通)の南にある主要街道(渋谷街道)で、高低差はあるが近江への最短道でもある。立派な山門をくぐり、駐車場を過ぎて、右に保育園の入り口が有るが、手前の庫裡で参拝の申し出をして、本堂を拝観させていただきました。(拝観無料) 境内には遊具などもあり、普段の京都の寺院としての親しみを感じます。観光整備された諸所とは、別の風情があり、好きです。本堂の法然像は慈悲に満ちた御姿で、冷静さを促される様でした。
東山区上馬町にあるのが浄土宗の小松谷 正林寺(こまつだに しょうりんじ)になります。小松内大臣・平重盛公の別邸(小松殿)がありましたが平家没落後に九条関白兼実の別邸となりありました。九条関白兼実は法然上人のためにお堂を建て、上人を招き、法談を聴き、建仁二年(1202)に出家された旧跡である。また上人流罪の時には、この地で弟子と別れ、ここより出発された旧跡になります。立派な楼門の扁額は「九条関白尚実公」の筆によるものになります。楼門の前には「圓光大師旧跡」の石碑があります。円光大師は浄土宗の開祖法然(1133~1212)の諡号になります。小松谷 正林寺は、 法然上人二十五霊跡第14番の札所になります。
浄土宗寺院特別大公開で拝観しました。立派な楼門があります。
立派な山門があり、その先には駐車場や保育園があります。車では迂回して入ることになりますが、細い角があったり、坂道があったりで、あまりおすすめ出来ない感じです。お寺への行き方を解りかねたのですが、お寺に事前連絡して訪問出来る様子なので、また、伺いたいと思います。
正式名は「清涼山 光明真言院 正林寺」だが、一般的には「小松谷 正林寺」。平清盛の嫡子の平重盛の別邸があった跡地とのこと。重盛はこの近くの小松谷に住んでいたことから「小松殿」と呼ばれていた。“小松つながり”のようだ。都名所図会で紹介されている歌「千年ふる小松のもとをすみかにて無量寿仏の迎へをぞまつ」(源空上人)
小松谷保育園が併設されています。社務所に一声かけておくとスムーズに参拝できます。
鎌倉時代初期に九条兼実が法然上人を招き創建した浄土宗のお寺です。東大路から坂を10分以上登っていくと立派な楼門が見えます。保育園と併設されており、朝早かったので、門を開けて境内に入りました。本堂も鉄柵がありますが、鍵が開いており入れます。堂内には、法然上人自ら彫ったといわれる上人像が安置されています。法然上人が讃岐に流される時はここから出立しており、法然上人二十五霊跡の一つです。
京都女子大のすぐ隣。 意外なほど堂々たるお寺だった。本堂など建物の大半が暫定文化財に指定されている。 門は閉まっていたが 住職さんに開けて入れて頂いた。 写真の撮りがいもあるが、剪定業者が入っていて 作業されていた。
仏さまのえがおがとってもすてき。最高の法然上人様です。
名前 |
小松谷 正林寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-541-8388 |
住所 |
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評価 |
4.1 |
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平清盛の息子の平重盛の元別邸「小松殿」で、その後、関白の九条兼実に譲渡されました。兼実は、法然に帰依し邸内に堂を建てて法然を招き教えを受けました。建永2年の建永の法難の際、法然は、ここで弟子らと別れ流刑地の讃岐へ向かったそうです。