風情漂う浄土真宗の貴重な寺。
村の浄土真宗東西分派を伝える貴重な事例である。元亀2年(1571)僧恵光(慧光寺)により本願寺末の道場を開創。本尊・寺号を承応元年(1652)西本願寺より免許され寺院となった。複雑な事情で江戸時代の200年東西両属だった。寛政11年(1799)の蓮如絵像は東本願寺の下付である。明治3年(1780)空楽寺から東本願寺の住職慧誠を迎え、東本願寺末となる。山号の空楽山は、天正2年(1574)武田信玄の家臣沼田新左衛門重光が、主君を失い郷里に戻ることなく出家、空楽坊行晴と号し、江之子島(大阪市西区)に流れ着いた阿弥陀仏を奉じ、教如の言に随い空楽寺を興した故事による。空楽寺は淀川区に上記阿弥陀仏と共に現存、慧誠によってもたらされた縁起巻物は專稱寺に伝わる。
名前 |
専稱寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
06-6707-3305 |
住所 |
〒547-0027 大阪府大阪市平野区喜連3丁目8−4 専称寺 |
評価 |
3.0 |
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かなり、寺としてわかりにくいしかしながら、静かで、檀家がいないのかと言う、風情は、媚びがなくていい。