大正の息吹、狛犬の造形美。
金刀比羅神社の特徴
明治32年に制作された狛犬が魅力的です。
本殿の獅子と龍の装飾が見応えたっぷりです。
駐車スペースがないため、訪問時に注意が必要です。
狛犬指数4.0。阿形は台座?が原石のまま。吽形は子取りタイプ。明治32年。
狛犬メモ・明治32年(1899年)・小松寅吉 作駐車スペース無し本殿の獅子と龍の装飾が見応えありました。
車を停めるのは大変。
社殿や周囲の環境はあまり良い状態とは言えませんが、年季の入った狛犬さんが良い造形しております。
| 名前 |
金刀比羅神社 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
|
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大正九年(1920)六月九日建之、刻の、金刀比羅神社、の大きな石柱。石段を十一段上ると、狛犬阿吽像。右側、阿形像は、漠然とした岩石から、四肢が伸び、大きく口をあけ、まゆ毛が鋭く彫られ、伏せ耳の下に巻き毛が五つ、うず高く、鋭く、すじ毛が鋭く刻まれている(岩石は少し欠けている)。毛卍文がおびただしい。尾は立尾で、すじ毛が複雑にからみあう。左側、吽形像は、岩石はなく、右前脚の下に、小狛犬がおり、左前脚のうらにも、小狛犬がいる。伏せ耳の下に、巻き毛が五つうずを巻き、すじ毛が長く流れる。尾は立尾で、すじ毛がからみあい、毛卍文(チカラコブ)が、おびただしい。顔の両脇のの巻き毛が、うず高い。明治三十二年(1899) 小松寅吉。小さいながらも、さすが、小松寅吉作、彫りの鋭さと、岩石と狛犬の対比、毛卍文のおびただしさ、存在感がある。白河市新地山羽黒神社や、中島村川田神社の狛犬のような造りをしている。奉献、の手水盥。石段が二十一段。奉納御寳前、の石燈籠一対。安永八年(1779)、刻の、石鳥居。右側に、昭和貳年(1927)旧貳月拾日建之、刻の、古峯神社、の石柱。うらに、二十三夜、塔。寳暦十年(1760)、刻の、念佛供養塔。十九夜塔。文久二戌年(1862)六月吉、刻の、石燈籠一対。石の祠一宇。大きな、木の祠一宇。寛政八(1796)六月吉日、刻の、大きな四角の石燈籠一対(片方は、火袋がなくなっている)。子を抱いた石仏一基。如意輪觀世音、の石碑。文政八酉(1825)十月十九日、刻の、十九夜供養、塔。石段を六段上ると、大きく、立派な拝殿がある。うしろの本殿は、柱に巻き付く龍など、彫りが細かい。拝殿に向かって、左脇に、明治三十三年(1900)二月廿四日、刻の、七番町安全、と刻まれた、石の祠が一宇ある。町中の喧騒とは違った空気が漂っている。