静かな杉の中で歴史を感じる。
亀尾神社の特徴
鳥取県との県境にある独立した山の神社です。
本殿は銅葺春日造で美しい造りが魅力です。
平成天皇の参拝記念碑が境内に存在しています。
ここには中世の宮座が残っています。中世の名(みょう)である助宗名など十二の名でつくられた宮座があり、各名は交代で秋祭りを行っています。名の代表者を名頭、その名の口畠の耕作者を寄子と呼び、祭りの時は名頭が名を代表して神社拝殿に坐って祭りを行います。助宗・次郎大夫・鏡の三名は正中二年(1325)の検注帳にも登場します。助宗名の田には一反四十代の「大山神田」が含まれ、その間は「百姓廻債」と記されています。鎌倉時代末の新見荘では、各村の神社と農民たちが共同で祭る組織がすでにでき上がっていたことが分かります。それが変化しながらも今日まで伝わってきているようです。この宮座もまた、中世の荘同や村の一つの痕跡で、生きた中世史かもしれません。
| 名前 |
亀尾神社 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0867-72-3411 |
| HP |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-okayama2/jsearch3okayama.php?jinjya=29121 |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
|
|
ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
|
周辺のオススメ
鳥取県との県境に近い山間部の独立した山に鎮座しています詳しい創建年代等は不明らしいです本殿は銅葺春日造で周辺は杉に囲まれており境内には平成天皇が皇太子時代に参拝した記念碑があります。