迫力満点!
大迫磨崖仏の特徴
千歳町特産物販売所から続く階段を上がると、壮大な岩窟洞が広がります。
大迫磨崖仏には県指定の大日如来が彫られ、立体的で迫力があります。
隠れた名所である不動尊、第14番の大迫石仏が魅力的です。
迫力は満点です。横にあるのは元々のお顔のレプリカかもしれません。ただ駐車場が分かりにくかった(物産館が目印でした)…少し迷いました。
千歳町特産物販売所の駐車場の横の階段を上がってすぐです。
豊後大野市では唯一の知田火砕流(別名今市火砕流)堆積物に彫られた磨崖仏です。多くは阿蘇火砕流の溶結凝灰岩に彫られています。知田火砕流堆積物は彫刻しやすい一方、非常にもろいという性質を有しているため、岩壁に大まかな像を彫り、麻等の繊維を混ぜた粘土を厚さ15-20cmを塗って表面を仕上げた石芯塑像又は石胎塑像という珍しい技法で作られています。現存する像は塑造部分が江戸時代に修造されたものです。高さ5m、幅6mの石窟に嵌め込まれた入母屋造の堂内に鎮座する像高3.2~3.3mの大日如来の坐像です。お面をつけたような一種異様な顔つきは、岩の表面に麻などの繊維を混ぜた粘土を張り付けて作られたためです。一見したら大日如来には見えません。堂の付近の笹を牛に食べさせると病気よけになるとの伝承があり、地元では牛神として信仰の対象になっています。1976年(昭和51年)3月30日に大分県の有形文化財に指定されています。伝承では6世紀朝鮮半島にあった百済の王に仕えた日本人日羅が作ったものとされていますが、実際の作成年代については、鎌倉時代後期、室町時代の1533年(天文2年)頃、室町時代末期から江戸時代初期等の諸説があり不明です。知田火砕流(今市火砕流)を噴出したと考えられているのは、約90万年前に現在の大分県玖珠郡九重町の野稲岳、花牟礼山、涌蓋山、万年山 等に囲まれた玖珠川流域の地域に存在したと考えられる猪牟田(ししむたカルデラ)カルデラです。
脆い岩肌に彫られて月日が過ぎた為か、恐いお顔をされていました。お堂を建てられて、大切にされていました😄駐車場には土産物屋があります。
特産物販売所がある駐車場に停めるナビで行ったら訳のわからないとこに来てしまった。Google マップのナビで行くとよい。
2023年の2月に行きました。今まで見てきた磨崖仏と違った迫力があり良き。
千歳町特産物販売所の駐車場から階段が延びており、その階段を上ると現れる岩窟洞その中に大日如来が彫られている井田石仏とも呼ばれる県指定有形文化財で正式名称は大迫磨崖大日如来坐像今迄観てきたどの磨崖仏より立体的で迫力のある作りだまだまだ知らない磨崖仏が一杯あるわ。
豊後大野市の旧千歳村にある磨崖仏です。
石仏とありますが、文化財的には磨崖仏です。県指定有形文化財(美術工芸品)に指定されていて、「この磨崖仏の最大の特徴は、岩肌を彫り込んで大まかな像を造りだし、その上に麻などの繊維を混ぜた粘土を塗って表面を仕上げる石胎塑像(せきたいそぞう)とも称される技法で造り出されている。像高は3.3mで、鎌倉時代後期の作と推定される。」このように解説されています。犬飼石仏・菅尾石仏などと共に貴重な文化財です。
名前 |
大迫磨崖仏 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
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道沿いに野菜直売所併設の駐車場があります。急な階段を上がるとお堂があり、その中に大日如来像が鎮座しています。と言っても、管理が行き届いていなかったのか、石の材質の問題か、周辺の磨崖仏よりもかなり傷みが激しいです。目の周囲はくりぬかれたようになっていて、半身もまるで削っている途中のような感じです。迫力はありますが、仏像としての趣はあまりないように思います。