豊臣秀吉の九州戦略が生んだ、大切な場所。
伊集院源次郎忠眞の供養塔 (市指定史跡)の特徴
豊臣秀吉が九州を制した歴史的な場所です、地元の人々に大切にされています。
地元の方々が愛する蜂蜜のような温かさを感じられます、穏やかなひとときを過ごせます。
地元の方々が大事にしています。駐車場は裏手になります。隣のお肉屋さんに停めるのはダメです。
何でもないごく普通の塔です。
名前 |
伊集院源次郎忠眞の供養塔 (市指定史跡) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0984-22-7912 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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豊臣秀吉は九州の覇者、島津家の弱体化、内部分裂を企んでいた。豊臣連合VS島津家の初戦、豊臣連合軍が島津家に惨敗した。四国の覇者、長宗我部元親の息子の長宗我部信親は島津家久に首を斬られ、父親の長宗我部元親は発狂する。島津家久は龍造寺隆信、十河と大物大名3首級した大名キラー(大名首級記録保持者)。これを受けて豊臣秀吉は九州に25万大軍を動員。九州平定(島津攻め、九州征伐)となるが、予想を遥かに越えて島津が強かった為、戦闘力の全面対決を避け、秀吉は政治戦略、謀略へと舵を切る。その白羽の矢が刺さったのが島津家筆頭家老の伊集院忠棟。石田三成、千利休、細川幽斉と茶人、歌道で親密だった伊集院忠棟を利用して、島津家を降伏させる謀略だ。伊集院忠棟は知将でえたひにん、病人、弱者を愛する平和主義者でもあった。秀吉は伊集院忠棟を黄金の茶室にご招待。貴重品を伊集院に与え、島津宗家(本家)よりも豪華で大きな御屋敷を、島津家より高台の京の伏見に創建。伊集院忠棟に与え重宝する。伊集院を家臣とし、知行配分責任者という特権も与え、更に宮崎県都城市の由来の都之城10万石(実際は8万石)を伊集院忠棟に与え、伊集院は秀吉お墨付きの単独大名となる。この時点、伊集院家は権力、勢力ともに島津宗家を上回る。九州の覇王、島津義久、鬼島津こと島津義弘らは豊臣家臣、伊集院忠棟に頭を下げなければお米、領地が貰えないという逆転現象が発生する。伊集院忠棟は島津義久、義弘に降伏を説得。島津家の人質となった。伊集院忠棟の命懸けの交渉により、豊臣連合と島津家は和睦に成功する。関ヶ原直前、何と!島津義弘の息子の島津忠恒は伊集院家勢力拡大に怯え、自分の手で伊集院忠棟を斬り殺してしまう。伊集院忠棟の息子の伊集院忠真が号泣、激怒!父親の仇討ちをする。これが徳川家康が2度も調停した有名な【庄内の乱】です。数万人動員可能な鬼島津、島津義弘が関ヶ原で、わずか千人弱の小勢で参戦する羽目となったのは1年間に及んだ島津家中、最大の内乱、この【庄内の乱】が原因。加藤清正が関ヶ原、会津征伐に参戦出来なかったのは徳川家康が猛激怒したからです。猛激怒の理由は関ヶ原の前哨戦である【庄内の乱】の際、加藤清正が豊臣一族の伊集院忠真を助けたからです。伊集院忠真は朝鮮の役、6500人を討ち取った猛将で非常に強く【庄内の乱】では島津忠恒を窮地に追い込む。しかし、徳川家康の2度の調停で【庄内の乱】は和睦する。徳川家康は豊臣政権を抹殺する目的があり、豊臣の息の根、伊集院一族皆殺しを後押しする。徳川家康に直接3日間、伊集院忠棟貴婦人が夫の斬殺を猛抗議するものの、忠棟貴婦人の懇願も叶わず、家康は伊集院家抹殺を後押し、伊集院一族は島津忠恒により皆殺しにされ、闇に葬られる。島津義弘の娘は何と!伊集院忠真の妻。従って伊集院忠真の妻、御下と島津忠恒は兄妹。小説『都城の乱』:田代義博は豊臣、徳川、関ヶ原に絡む島津家、巻き込まれてしまった【庄内の乱】の死闘が生々しく、切ない伊集院忠真、御下姫の夫婦愛が心をエグリ、面白い★『島津家の謀略 伊集院忠棟、忠真非業の死』:台明寺岩人はタブーな島津家の怖い歴史の暴露本です。『伊集院忠真の供養塔』の住所をカーナビに入力して行った方が良い。『伊集院忠真の供養塔』の隣に駐車スペースがある。又、近くにお花屋さんがある。鹿児島加治木の木田に『伊集院忠真の墓』がある。それと同様に豪華に御花を差し上げさせて頂きました。伊集院忠真親子は薩摩、都城市、小林市の庶民にお米を武将より最優先に与えた優しい一族。忠真親子は地元民から愛されていた。伊集院一族が皆殺しにされてから都城市、小林市周辺で不審な火災、不審死が後を絶たず、地元住民は「忠真親子の祟りじゃ!」と伊集院忠真の供養塔を建立した。今もこの忠真らの供養塔は大切にされ、年に一度、祀られている。御花は豪華絢爛に捧げた。忠真の死を、暗くしたくはなかった。せめて、華やかに心を込めて、天国に行ってほしかったからだ。【伊集院忠真の供養塔】と検索してもこの写真付きのブログが表示されない。一般の方々は《伊集院源次郎忠貞》と難しく検索しない。【伊集院忠真の供養塔】で一発検索表示可能に工夫して頂きたい。伊集院忠真は一番愛している戦国武将です。伊集院町が郷土であり、伊集院家を崇拝しております。【伊集院忠真の供養塔】をいつも綺麗にして頂いて心から感謝申し上げます!伊集院忠真、忠棟、一族の方々、尊い命を犠牲にした庄内の乱の方々に対しまして、心から、御冥福を御祈り差し上げます。