巨大観音と亀が出迎える。
福済寺の特徴
福済寺は1628年に創建された歴史ある黄檗宗のお寺です。
大きな観音様が乗る亀の造形が特徴的で驚くべき景観です。
世界で三位の長さを誇るフーコーの振り子がある寺院です。
長崎三福寺(唐3か寺)の1つで、宗派は黄檗(おうばく)宗になります。黄檗宗とは、江戸時代に幕府の招きで来日した隠元禅師が、日本にもたらした宗派です。その際に、いんげん豆や普茶料理も一緒にもたらしました。因みに総本山は、京都宇治の黄檗山萬福寺です。福済寺は、原爆投下により焼失してしまいましたが、戦後の復興で再建されました。少し高台の場所に鎮座する、亀?玄武かな?を模した霊廟と万国霊廟長崎観音、なかなかのインパクトがあります。また他の2か寺では見掛けた黄檗宗特有?の開梆(かいぱん)ですが、こちらでは無い代わりに雲版が使われていた様です?その雲版、原爆により一部が破損した物が見ることできます。霊廟の地下には、何故かフーコーの振り子があり、戦死者や戦争被災者たちなどの遺品があります。また戦艦陸奥の砲台の一部、野ざらしで遺されていました。御朱印について、庫裏にて記帳を対応して頂けます。
黄檗宗のお寺です。原爆で壊れてしまった元禄時代のとても大きな雲版があります。禅宗では大事な仏具です。戦争の愚かさを改めて思い知りました。
亀?の上に乗った神様がすごくインパクトがあります。長崎四福寺の1ヶ所です。中国の僧侶が建てたそうです。御朱印も頂けます。300円でした。本堂の地下一階は自由に見学が出来ます。何だろ?と思い階段を降りて、電気を点けるとガラスのショーケース内には戦争遺産が展示されています。まさか、お寺で見学出来るとは思いませんでした。神社仏閣が好きな方、戦争の遺品など興味がある方にも良いかと思います。
この造形に心を打たれました。上空でさく裂した原爆を今も睨む亀。観音様は激しいのどの渇きを訴えながら亡くなった方々に今も水を恵んでいます。数十年前は国際交流の場であったお寺が原爆で吹き飛ばされた。
街中になんだこれはと思い驚きました。長崎観音で有名です。ご朱印は住職がおられ運よく直書きして下さいました。
グルっと360度から大亀に乗るおばさんを写メしてきました意外と迫力なかった ^^;
迫力がありました。
大きな観音様がこれまた大きな亀に乗って町を見おろし、暖かい目で見守っていらっしゃる。甘水を稚児に与える像は心癒される。残念ながら稚児の1人はビニールシートが被ってた。
素晴らしい場所です、珍しい景観です✨
名前 |
福済寺 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
095-823-2663 |
住所 |
|
HP | |
評価 |
4.0 |
周辺のオススメ

福済寺は1628年に中国の僧、覚悔禅師によって創建され、20年後同じく中国の僧が聖観音像を祭祀して寺院の興隆を計り、その後、増経されて七堂伽藍を有するだいじいんとなりました。↑はもらったパンフレットより。歩いていたら大きな観音像があり萬国霊廟長崎観音というらしい。坂を上って立ち寄ってみたがマイナースポットなようで見学者は1人もおらず。かつては昭和2年に国宝建造物に指定された福済寺だが、昭和20年に戦火に包まれすべて焼失。