梅の花咲く、久遠の別天地。
大伴旅人 万葉歌碑の特徴
大伴旅人による歌碑は、小詩がなんとも風情を感じさせる演出です。
梅の花が咲き誇る景色が、訪れる人々に古典の美を伝えます。
標識によって、歌の背景を知れたらもっと楽しめると思わせる場所です。
何を意味するのかを知らせる標識がよかった惜しいですね。(原文)무슨 뜻인지 알려주는 표식이 있었으면 좋겠는데 아쉽네요.
무슨 뜻인지 알려주는 표식이 있었으면 좋겠는데 아쉽네요.
万代(よろづよ)に 年は来経(きふ)とも 梅の花 絶ゆることなく 咲き渡るべし (巻5・830) 是は、筑前介佐氏子首(つくしのみちのくちのすけさじのこおびと)と言う人の歌です。 この前の歌が、「梅の花が散ったら 次は櫻がつづいて咲く順序になってますね」と言う歌を受けて 梅の花は、年が経っても、何時までも絶えることなく咲き渡るでしょう・・・との意味です。 この人は、筑前国守山上憶良の下で次官として仕事をしていました。
名前 |
大伴旅人 万葉歌碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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わか苑に梅の花散る 久方の天より雪の流れくるかも(巻5-822)作者:大伴旅人訳:わたしの園に梅の花が散っている。それとも天から雪が流れてくるのであろうか。