歴史感じるフランス料理、絶品ムーサカ。
ガスビル食堂の特徴
大阪ガスビル8階に位置し、歴史あるフランス料理店です。
ムーサカやビーフカツサンドなど、絶品地中海料理が楽しめます。
レトロな雰囲気で落ち着いてお食事ができるお店です。
母と大阪旅行の際にお食事をしました。(予約してから行きました。)窓際で景色の素敵なお席に通して頂きました。お料理はガスビル食堂さん名物の「ムーサカ」とパンを注文。ムーサカのビーフシチューはお肉が柔らかく、味も本当に美味しかったです。✨パンもあったかくてホスピタリティを感じました。接客も行き届いており、必ずまた来たいと思いました!母と旅行のいい思い出になりました。ありがとうございました😊
大阪を代表する主要道路である御堂筋。御堂筋は江戸時代まで、道幅6メートルほどでしたが、明治大正の近代化に合わせて拡張工事をし、1937年(昭和12年)に道幅44メートルまで拡張されました。地下には地下鉄御堂筋線(梅田―心斎橋間に大阪初の地下鉄が開通)が通り、モダン大阪の大動脈となりました。御堂筋拡幅工事が行われた昭和初期は、都市ガスが便利な熱源として、一般家庭にも普及しはじめた頃です。その御堂筋の拡幅工事が完了する1937年(昭和12年)に先立ち、1933年(昭和8年)に御堂筋に面して大阪市中央区平野町に建設された「大阪瓦斯ビルヂング(通称ガスビル)」は、大阪ガス株式会社の本社ビルです。高さは低いものの、周辺に立ち並ぶ他のビルとは明らかに違う、何とも言えない重厚な雰囲気を醸し出しています。最も近代的で美しいビルディングと称されたビルは、現在も御堂筋に面して建ち、御堂筋と共に歴史を刻んできました。御堂筋の歴史そのものともいえるモダンなビルの最上階の8階に『ガスビル食堂』があります。『ガスビル食堂』の献立には、フランス式の料理に、イギリス、イタリア、ギリシャ、スペイン、北欧など、各国の料理が加わっています。開業時、帝国ホテルから招かれた初代料理長とコックたちは、本物の西洋料理にこだわりながら、自由で形式にとらわれない、独自の「欧風料理」を育てられました。現在、店舗は『大阪ガス』さんの持ち物ですが、従業員やシステムなどは、『帝国ホテル』より、派遣されているようです。初代料理長は、1922年(大正11年)、当時は『築地精養軒』に勤務しており、日本を訪れたエドワード・アルバート英国皇太子(後のウインザー公、シンプソン夫人との結婚のため王位を捨てたことで有名)の日本周遊に同行されました。皇太子から「本場にも負けない」と、コンソメの味を誉められたことを、料理長は終生の誇りとされていました。『ガスビル食堂』には、初代料理長のコンソメやドミグラスソースなど、正統派フランス料理の伝統が今も受け継がれています。三代目の料理長は、1926年(大正15年・昭和元年)に、帝国ホテル、東京銀座の風月堂で修行したのち、1933年(昭和8年)『ガスビル食堂』誕生の年に、初代料理長の紹介で『ガスビル食堂』に入られました。1957年(昭和32年)に三代目料理長に就任し、戦後の『ガスビル食堂』の発展に力を尽されました。関西料理界にも貢献し、かの有名な料理研究家の土井信子氏らも、「ガスビル食堂の先生」と、今も懐かしそうに話されているようです。「ガスビル」内部は北館と南館に分かれており、それぞれにエレベーターがあり、『ガスビル食堂』があるのは「南館」で、南館にあるエレベーターのうち1基が『ガスビル食堂』への専用エレベーターになっていて、8階まで直通で行く事が出来ます!!巨大な客船を思わせる白亜の「ガスビル」は、「大阪倶楽部」や「高麗橋野村ビル」を建築し、昭和初期のモダニズム建築を代表する建築家、安井武雄氏の手によって建築されました。2003年(平成15年)には南館が、国の登録有形文化財に指定されていています。因みに北館は1966年(昭和41年)に建築されています。昭和初期には、世界恐慌の不況が続く一方で、大阪はますます活況をみせ、ハイカラな洋風好みが広まっていきました。1928年(昭和3年)、北浜に関西最古の西洋料理店の『レストランアラスカ』が出来ました。その本格西洋料理は財界人に愛され、1931年(昭和6年)には中之島の朝日新聞ビルに本店を移し、やがて関西の西洋料理をリードされてきました。また1929年(昭和4年)、小林一三氏(阪急グループ創始者)が日本初のターミナルデパート阪急百貨店を開店し、大食堂の20銭のライスカレーや30銭のランチが大評判になりました。1933年(昭和8年)、「大大阪」のシンボルである御堂筋に片岡直方氏(元大阪瓦斯会長)が『ガスビル食堂』を開業します。1935年(昭和10年)には、第7代大阪市長・関一氏の強い要望を受け、大阪の財界人が協力して、新大阪ホテル(現リーガロイヤルホテル)を開業します。こうして大阪の西洋料理は昭和初期に大いに発展します。その発展には美食家で有名な小説家の谷崎潤一郎氏も一役買ったと言われています。「ガスビル」は保存改修工事を、2028年(令和10年)に開始すると予定されており、2031年(令和13年)頃の改修完了を目指されています。また現在の「ガスビル」の改修工事に先立ち、現在駐車場などになっている西用地に、高さ約150mで地上33階建ての複合ビル「ガスビル西館」を新築する工事を開始する予定でしたが、今の所、着工は未定の様で、未だ、駐車場のままになっています。2027年(令和9年)の完成予定後、現在の「ガスビル」にあるグループ本社機能を「西館」に移転・集約される予定です。西館の1~2階は商業施設になり、2031年(令和13年)のガスビル改修後は、同じく1~2階を商業施設にする予定になっています。共に1~2階を商業施設に充て、低層部に賑わいを創出されます。なお、現在「ガスビル」の8階にある『ガスビル食堂』は、改修後も同じ場所で営業を継続する見通しです。『ガスビル食堂』の代表的な料理といえば、何と言ってもカレーライスです!!昭和初期に活躍し代表作「夫婦善哉」で知られる小説家の織田作之助氏からも愛されたカレーは、オープン当時から変わらない自家製ルゥーがベースのカレーソースに絶妙な触感の角切りビーフがゴロゴロと入っていて、至極の逸品です!!スパイシーな香りが強く昭和初期にすでに誕生していたことに驚きを感じさせられます!!『ガスビル食堂』のもう一つの代表的な料理が、ギリシャの家庭料理を三代目料理長が日本に紹介した「ムーサカ」です。ギリシャでは一般的に羊肉を使用しますが、日本に伝える際に、より日本人に馴染みの深い牛肉に変更されました。ベースは創業当時から使用している伝統のドミグラスソース。耐熱皿の淵にマッシュポテトを生クリームのように盛り付けるオリジナルのアレンジを加えた一皿です。『ガスビル食堂』はモダン文化の発信地であり、さまざまな料理が提供されていますが、『ガスビル食堂』名物メニューの一つに創業当時から続く、生のセロリの芯の部分を提供する「ハートセロリ」があります。セロリは食材として江戸時代に日本に入ってきていましたが、長い間日本ではほぼ食されていませんでした。しかし、当時の大阪ガス会長である片岡直方氏が「西洋料理にセロリは欠かせない」と種をカリフォルニアから取り寄せ、自ら栽培し提供するようになりました。お皿にドンと盛られたインパクト絶大なハートセロリ。セロリといえば小さく切ってスープや炒め物で食べるのが一般的で、生のセロリはサラダにして、マヨネーズなどのソースで食べますが、『ガスビル食堂』ではそのまま何も付けないか、好みで塩や胡椒を軽く振って食べます。シャキシャキ、ポリポリと豪快にかぶりつくハートセロリは、そのまま食べればフルーツのような味わいです。塩や胡椒をかけて、アレンジして食べても美味しいです!!秋山徳蔵氏(昭和天皇の料理番)も、その著書『味の散歩』の中で、この片岡直方氏考案のセロリを絶賛されています!!もしまだ食された事の無い方は、是非とも一度ご賞味下さい!!
大阪のオフィス街・御堂筋線の淀屋橋駅にありますガスビル食堂。昭和八年創業の老舗洋食レストランです。フロアの至るところに生花が飾られ、店内に入る前にオープンや順番を待つスペースは広くとてもゆったりしています。店内を案内してくださるウェイターさんやウェイトレスさんも老舗に相応しく丁寧な接客をされます。訪れた日は広々とした店内の全てが予約で満席でした。平日ですのでスーツを着た会社員の方の接待のようなお食事風景もありました。メニューが豊富でお手頃なランチコースもあります。全ての人が虜になりそうなスープは是非味わっていただきたい一品です。美味しいパンは無くなると追加してくださりお腹いっぱいになります。メインもボリュームたっぷりですが、私の食べた海老は少し匂いがありました。これは普通なのかよく分かりませんが、食べられないほどではないけれど次は海老を避けようと思いました。サービス料が10%かかりますが、その分サービスはとても素晴らしいです。食事が美味しいだけでなく、空間とサービスと品の良さで十分満足できると思います。気の合う友達やカップルご夫婦、大切な場面での利用‥とても使い勝手の良いお店です。予約は必須です♪関西に来られたらぜひ訪れてみてください(*^▽^*)
職場の祝い事で利用しました。非日常な空間で美味しいフランス料理とワインをいただきました。ここのシェフは東京の帝国ホテルから出向されているそうで、どのお料理もさすがのクオリティです。フルーツを贅沢に使った最後のデザートが一番印象的だったのですが、美味しすぎて画像を撮るのを忘れてました(笑)特別な日に是非おすすめのお店です。
ランチで利用。御堂筋をのぞむ景色が良い!お値段は思っていたよりはリーズナブルだったけど、料理もそれなりな感じでした。
歴史ある大阪ガスビル、御堂筋を見下ろしながら野ガスビル食堂のムーサカ、洋食の神髄、威風堂々、本当に美味しかったです!当時珍しかったセロリはガスビル食堂名物、こちらも是非!ビル入口にはガス灯がともされており、夜は風情が感じられます。三休橋筋のガス灯とともに見学するのもオススメです。
御招待で初訪。ビーフカレー、ハートセロリを注文。ビーフカレー、美味しかったです。良い値段しますが、ビーフの肉質、量考えるとコスパ良いと思います。ハートセロリも新鮮でした。お店の雰囲気も良く、会食などでまた利用したいです。
コロナ禍においても安全にゆったりと食事が可能です。カレー、大変に美味しいです。
デミグラスのオムライスうまい!!最近、こんなところは減ってきてるから、嬉しい!!何より、受付の支配人らしき方の接客が最高にいい!!予約して行ったが、急な予約だったのと、帰りもたくさんのお客様のお見送りをしているのに、名前を覚えてくださってお見送りしてくれた。最高です。
| 名前 |
ガスビル食堂 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
06-6231-0901 |
| 営業時間 |
[月火水木金] 11:30~20:30 [土日] 定休日 |
| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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大阪ガスビル8階にある老舗のフランス料理店。今回某団体の懇親会で利用させていただきました。味は美味しいと思います。特にパンが美味しいと思いました。雰囲気もレトロ感がいかにも老舗と言った感じでした。淀屋橋から近いですので、お手軽に利用できると思います。予約して訪問した方が賢明ですよ。