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名前 |
よきとぎ地蔵 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
5.0 |
子供の頃『まんが日本昔ばなし』の作中で知りました💦最初は山を開拓して出来た集落地の痩せた土地で生活をしていた村人達が畑を増やそうと努力をしたが報われず匙を投げた村人の一人が手斧(よき)を捨てた。その後、手斧(よき)を拾った旅の僧侶が破れた衣の袖を縫う為に各々の村人に『針と糸を貸してもらえぬか?』と訪ねたが誰も心が荒んでる所為で相手にしなかった。手斧(よき)を捨てた村人は、旅の僧侶に『手斧(よき)も鉄の一部、それで針を作れば良い。』と言って冷たくあしらった。それを聞いた旅の僧侶は、次の日に裏山で黙々と砥石で手斧(よき)を磨ぎ始めた。それを知った村人達は、ビックリして旅の僧侶を見に行った。ただ、黙々と手斧(よき)を磨ぐ旅の僧侶の姿を見て恐れをなした村人達は逃げるように家へ帰った。秋から寒い冬が訪れて手斧(よき)を磨ぐ音が響き渡り、村人達は旅の僧侶を冷たくあしらった事を後悔しながら旅の僧侶を見守るしか出来なかった。やがて、暖かな春が訪れた時は旅の僧侶が磨ぐ手斧(よき)の音が聞こえなくなった事に気付いた村人達は恐る恐る旅の僧侶が居た裏山へ行ってみた。しかし、そこには旅の僧侶の姿はなく、磨り減った砥石と綺麗に縫い付けられた衣だけが残されていた。その縫い付けられた衣には小さな針が刺さっており、村人達は『荒れ地の開拓に匙を投げている間、旅の僧侶は真面目にコツコツと手斧(よき)を磨ぎ続けており、この小さな針を作った。人間、やろうと思えば出来る。』と感服した。次の日、心を入れ替えた村人達は協力をしながら一つ一つ荒れ地を開拓して貧しい土地から豊かな土地へと発展させた。それから、旅の僧侶が磨いだ砥石を地蔵に作り直し、綺麗に縫い付けられた衣と手斧(よき)から作った針を奉って『よきとぎ地蔵』と名付けられた伝説。この『よきとぎ地蔵』は努力の神仏で、何事に対しても『努力・根気・忍耐』が必要と語られています✨受験(学校や資格等)、就職、恋愛、スポーツ等でも努力を心掛けたいなら是非おすすめします☝️もし、初詣で『近畿2府4県十社巡り』を実施するなら🏍️💨よきとぎ地蔵もコースの一つに入れたいと願っています😊あと、よきとぎ地蔵には賽銭箱はありません🙅勝手に、お金を置いたり、お金を祠の中に入れると近所の住人に見付かったら怒られます😅