南米ギアナ産のグリーンハート使用。
三池港閘門に使われたグリーンハートの特徴
三池港の閘門は独特な魅力を持つ史跡です。
グリーンハートの支柱が際立つ丈夫な造りです。
南米ギアナ産の木材を採用した特異な歴史があります。
詳しくは、下の方がコメントしてますから、省きます。艦船のエンジンとスクリューを結んでるシャフトが通ってる穴の防水に、たしかこの木材が使われてたみたいですけど、間違ってたら済みません。
閘門の支柱には非常に硬くて重く、また虫にも強い南米ギアナ産のグリーンハートという木材が使われています。明治41年に三池港が開港したときに使用され、昭和27年に門扉改修工事で取り外されたグリーンハートの一部が石炭館の常設展示室にも展示してあります。
名前 |
三池港閘門に使われたグリーンハート |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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三池港の大きな特徴の1つに閘門があります。閘門は、船渠内の水位を干潮時でも8.5m以上に保つため内港との間に設けられた水門です。横幅20.12m、縦幅37.51mで、周辺は花崗岩を積み上げ、底にも同質の石張りを行っています。これにより、船渠内では1万トン級の船舶の荷役が可能となりました。 この閘門には、船渠側に観音開きとなる2枚の鋼鉄製の門扉をついています。閘門の扉は1枚の長さ12.17m、高さ8.84m、厚さ1.20m、重さ91.30トンを計り、英国テームズ・シビル・エンジニアリング社製で、扉の接するところは水漏れ防止のために南米から取り寄せたグリーンハートと呼ばれる船虫や水に強く堅くて沈む木材を使用していました。門扉の開閉も当初のまま水流ポンプによって操作されています。昭和27(1952)年と昭和58(1983)年に門扉の修理を行なっていますが、構造は当初の姿をよくとどめています。