昭和レトロな文化財旅館で心和むひととき。
和泉屋旅館の特徴
会津田島に位置する、国登録有形文化財の旅館です。
昭和レトロな建物と生花の素敵な雰囲気が魅力です。
奥の別館も素晴らしく、くつろげる静かな宿です。
会津田島の目抜通りにある登録有形文化財の旅館。重厚な唐破風の和風建築が目を惹きますが、戦後に進駐軍の指定旅館になったことによって増築された洋室部との和洋折衷、宴会場の舞台等、外観からは想像出来ない内部の広さと意匠は一泊だけではとても見きれません。大女将は館内を案内してくださり、夕食時には若女将が一品ずつ田島の郷土料理を説明してくださりました。何度でも泊まりたくなるお宿です。
全国の 国登録有形文化財の宿を泊まり歩いております。【居】こちらの旅館は 歴史的にとても風情があります。入り口の玄関や2階の大広間などは往時の姿を今でも現役の宿としてとどめています。【湯】風呂は温泉ではありませんが、ジャグジーの暖かい お風呂でした。【食】食事は大好きな部屋食で良かったです。夕食は9品もついていて とても満腹になりました。鱒は焼いてから煮るほど手の込んだ料理ですので、柔らかくてとても味わい深いものでした。天ぷらは海老や茄子など 揚げたてで これまた美味しかったです。つゆじは 会津若松でこゆずとも言われていますが、田島の郷土料理です 。柚子胡椒の味噌で味が引き立てられています。昆布は巻いてあり、人参は剣先のように尖って切られており、とても珍しい料理でした。会津の名物 馬刺しは大根の葉の上に乗せられてあり、味噌と醤油を混ぜて美味しくいただきました。特に辛子は秘伝の味で引き立てていました。鮭の肝が出てきたのには、本当に肝を潰しました。初めて食した珍しい 味でした。そばの上に乗せて美味しくいただきました。デザートの柿は焼酎に漬けられており、とても味わい深いものでした。このように 何から何まで とても美味しくて 大満腹でした。しかも、お酒は 持ち込みが可能なので 駅の売店や近隣の国権酒造で調達できました。朝食は8品で ウドやぜんまい、きのこなどの野菜にナスとピーマンの煮付けが加わりました。定番の鮭の 焼き物はとても 優しい味に仕上がってました。ぜんまいやかぼちゃ などの煮物もご飯が進みます。卵焼き も洋風にサラダを加えて いただけました。これも 何から何まで何を食べても全て美味しかったです。さらに、ほうじ茶は大きめの器に入れられており、とても美味しかったです。【値】宿泊代は8500円に灯油ストーブの暖房代 500円を加えて合計 9000円也でした。こんなに安くて申し訳ない気持ちになったのと満足感にあふれる気持ちになったのと両方が複雑に交錯してしまいました。支払いを終えて帰り際には 真っ赤に紅葉した蔦の葉をいただき、ブックマークとして 旅の良い思い出になりました。
ある酒と鉄道の番組で、立派な唐破風の建物がちらりと映り、調べたところ、国登録有形文化財の旅館であることがわかりました。それ以来、行ってみたいと思っていましたが、ようやく念願が叶いました。奥行きのある大きな建物ですが、隅々までとてもきれいにされています。お風呂も食事も、若女将が絶妙のタイミングで案内してくださいました。お酒を飲まれるのなら、3軒隣の国権さんに買いに行ってくださいとのことで、まだ開いていることも確かめてくださいました。夕食は、馬刺し、つゆじという田島の郷土料理の煮物、天ぷら、茶碗蒸し、などなど、それに国権の酒。つゆじは、貝柱のだしがよく効いていて、とてもおいしい。朝食の後で、大女将に建物を見せていただきました。お父様が建てられたものだということで、特に戦後進駐軍の指定旅館になってから増築された部分は、大工さん、職人さん、それにご家族も加わり、今では手に入らない材料を使って自由に作られたもの。造作にも遊び心が感じられ、とても素晴らしい。障子の木組みはご飯粒で止めてあるので、はたきが掛けられないから、うちはほこり高き旅館だと笑っておられましたが、そんなことはなく、階段の手摺りも床板もよく磨かれており、飴色に輝いていて美しい。その後で、これをご家族に持って帰ってください、とてもきれいだったので、とビニール袋に入った真っ赤なツタの葉をいただきました。ありがとうございました。宿の皆さんのおもてなしに心が暖まるよい宿です。まさに旅館遺産であり、旅館の原点を見る思いです。大女将は、温泉場だったら、やっていけなかっただろうとおっしゃっていましたが、鄙にも稀なこの宿は田島という土地だからこそ続いてきたのでしょう。いつまでもお元気で、この宿をお守りくださいと願わずにはおれません。また違う季節に再訪したいと思います。
大変くつろげました。美しい建物と美味しい食事。そして温かいおもてなし。また伺います。
建物は昭和レトロでタイムスリップした気分になり、かつ館内は生花で彩られており、とても良い雰囲気でした!朝夕の食事はとても美味く品数あって大満足でした!また訪れたいです!
建築が素晴らしすぎます。流石文化財。9月だから油断していたのですが、寒すぎます。(エアコンはありません)温かい部屋着を持っていくのがおすすめです。浴衣は貸していただけますが、ハンドタオルのみなのでバスタオルを持っていったほうが良いです。あとドライヤーも持参したほうが良いです。歯ブラシはあります。1泊2食で1人あたり8500円、電話予約のみです。場所がよく、近くに飲食店などあるので素泊まりでも良いと思います🙆
すっごい綺麗に掃除してあってホコリっぽさを感じないので、古い建物を気持ち良く堪能できました。あと、お風呂の小窓から古びた旅館の外観が見えるのが、旅先である事を強く感じさせてくれてすごく良い感じでした。温泉じゃなくてもこういうのなら僕はアリだな~。泊まった部屋は隣の民家が近くてたまに生活音とか聞こえましたが、ま~価格を考えたら全然OK!
レトロ、というよりもリアル古民家的味わいの宿。目の前の通りをトラックが通り過ぎるだけで建物全体が揺れたりするのが、むしろ得難い体験。しかも宿の人たちのホスピタリティたるや最上級。当然料理は美味いし量も豊富。「旅情」が味わえる貴重な宿。
田島の街なかは何度も車で通っており、お宿の存在には気づいていました。ずっと、いつかは泊まりたいと思っていました。予約は電話のみですね。大女将さんは明るく元気でユーモアのあるあったかいお母さんです。女将さんは娘さんで、ご家族での経営のようです。ホテルや大きな温泉街の旅館ではありませんので、アメニティに関しては持参をお勧めします(エコの観点からも)。持っていくといいもの~バスタオル、歯磨きセット(使い捨て歯ブラシは洗面所にありました)、ティッシュ、携帯用湯沸かし器やカップなど。冷蔵庫ありません。これらのことを差し引いても余りあるほど素敵なお宿です。お宿の温かい方たち、地のもの季節のものの美味しい食事、歴史ある建物等など、本当に心休まる一晩でした。また行きますね。お世話になりました。ありがとうございました。2022/4/23ー24。追記~お風呂は夕方から入れるように焚いてくださり、準備ができれば声をかけていただけます。食事は自室で頂きます。お風呂、トイレは共同ですが、不便は感じません。土曜日に一泊して、朝夕食付、一人¥8
| 名前 |
和泉屋旅館 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0241-62-0048 |
| 評価 |
4.6 |
| 住所 |
〒967-0004 福島県南会津郡南会津町田島上町甲4047 |
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とても感動しました。戦後史の歴史博物館に宿泊できて感動です大女将にお願いして館内案内していただきました凄い時代を生きて来て観て来た事を聞けて本当に感謝してしています。大女将さんもいつまでも元気でこのまま歴史的旅館を続けて頂きたいですねー。