佃の路地裏で出会う癒しのお地蔵様。
佃天台地蔵尊の特徴
佃の住宅街に隠れた小さな地蔵尊が素敵です。
NHK72時間で紹介された歴史あるスポットです。
大きな銀杏の木が立つ、癒しの空間が魅力です。
於咲稲荷神社に参拝した時に見つけお参りさせて頂きました。始めはお地蔵様が何処にいらっしゃるのか分かりませんでしたがよく見ると石板に彫刻されていました。
江戸時代の中期、正徳5年(1715年)~元文3年(1738年)に在住された上野寛永寺崇徳院宮法親王が地蔵菩薩と厚く信仰され、自ら地蔵尊像を描き江戸府内の寺院にたまわり、地蔵尊造立と促されたと伝えられています。この寛永寺の第六世輪王寺宮の推挙を得て、浄名律院(現在、浄名院)が建立浄名院の妙運大和尚が、八萬四千体石地蔵尊建立を発願され、崇徳院宮の描かれた地蔵尊を拝写され、全国の信者に賜わったことからとも伝えられています。なぜ佃天台地蔵尊と「天台」という文字が付いているのかというと、妙運大和尚が天台宗の僧だったことに由来しているとのことです。石板に彫られた(線刻)の珍しいお地蔵さんです。正式には佃天台子育地蔵尊というそうです。
こちら佃の住宅街にある地蔵尊です。最寄り駅は東京メトロ有楽町線月島駅6番出口から歩いて5分程です。以前NHKのドキュメント72時間で紹介されていました。それ以来散歩で時々訪れるようになりました。住宅と住宅のわずか1m位の間を通り、左手側にあります。大きな銀杏の木がそびえ、お地蔵様の姿の碑と小さな社があります。丁寧に清掃、管理が行き届いています。意外と人とお会いするので、訪れる方は多いのだと感じます。これからも機会があれば訪れようと思います。
こちらは2024年04月26日の訪問となります。秋葉原に寄った流れで佃島にも、と思いまして路地を歩いているとポン、と赤いノボリが。その先には細い道……。少し進むと左手に明るい空間が。これが佃に名高い佃天台地蔵尊……!! 中央をイチョウの木がぶち抜いています。提灯に名前が書かれてる方々はここをお堂にする際に出資して下さった方なのかな。お地蔵様は像ではなく、石に彫られた感じです。このお地蔵様自体は江戸時代から存在するそうですね。歴史、あるなあ。子供の成長祈願や長寿延命、家内安全など、諸願成就の地蔵尊だそうです。
何気ない散歩で見つけた不思議な地蔵尊。地域の人々に愛されている唯一無二の場所。家々の間に興味深い細道が数多くある一帯に何やら人がおり、見上げるとイチョウの木の枝が高く伸びていました。細道を歩き進むと、今まで見たことのない小さなスペースがありました。イチョウの幹に触れると寒いはずの空間の中で何だかとても温かく感じました。まるで少し温かい動物に触れている妙な感覚を覚えました。周りをぐるっと巡り、見上げてみると、生活感満載な物干し台の先にイチョウの枝が力強く伸びていました。生命感溢れるこの周辺の中心的な存在感を醸し出していました。
佃の路地にある小さなお地蔵さま。分かりにくい場所にありますが、目印の看板があります。天井に突き出た大きな銀杏の木が印象的。このお地蔵さんは石板に彫られた(線刻)タイプの珍しいお地蔵さん。明治時代に浄名院というお寺の和商さんが、自ら地蔵尊を石に描き、それを寺社に賜り、地蔵尊建立を促したそうです。その一つがこの地蔵尊です。この一帯は海に囲まれており、漁業が盛んでした。地域の人達が大漁を願い、子供を水難から守ることを祈願したそうです。地域の人達に今も厚く信仰されており、手入れの行き届いていることからもこの地蔵尊が愛されていることが分かります。古くからの下町とタワーマンションが混在する佃で、小さいながら神秘的な雰囲気を漂わせる空間です。
路地裏にある小さな地蔵尊ですが、とても有名なスポット。突き抜ける大きな銀杏の木。地元の方々の普段からのお世話に頭が下がります。
街の小路の小さな小さな地蔵尊なんでこんな所にと思った凄く素敵なところいちょうの木の存在感と言うか生命感を強く感じます。
土曜日の午後に訪問。人の出入りはまばらでゆっくりお参り出来ました。そばにある運河のどん詰まり?ではハゼ釣りを楽しむ近所の方々が大勢いました。いい雰囲気でした。
名前 |
佃天台地蔵尊 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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住宅街に地蔵尊ののぼり。見当たらないと思ったら、人一人通るのがやっとの路地の奥の奥にお地蔵様が。住民以外の部外者が入っていいのか、躊躇われる。なんせ人様の軒先だからね。 おまけに大きな銀杏の木が入り口を半分塞いでいるので、狭いのなんの。中はきれいに手入れされている。町の人がきちんと掃除しているのですね。 水かけ地蔵なのですが、「傷んできたので水をかけないで」の注意書きが・・