初台の稲荷、梅咲く銀世界。
銀世界稲荷神社の特徴
都心のビルに囲まれた中で、静かな雰囲気を楽しめる神社です。
大名屋敷の名残を感じる由緒深い場所で梅の花が美しいです。
江戸時代からの歴史を持ち、銀世界の名が付けられた神社です。
椿や梅の時期が過ぎ少し寂しくなりましたが掃除の行き届いた小さなお社には変わりがありません。手水舎も清潔で清々しいです。
銀世界=梅の花ですこのあたりは江戸時代の延宝年間1673〜1681年以前から明治にかけて「出雲国松江藩松平出羽守抱屋敷」(かかえやしき)として存在していた記録がありますその中心は野津邸が位置していました松江藩家老の柳多家の屋敷が松江市南田町にあり、検索記事でも「旧野津邸」の名前を見つけることができます初台は幕府の旗本が置かれるような重要地点だったようです甲州街道がまさに甲府と江戸を結ぶ西の出入口という要所でしたその敷地内に銀世界稲荷神社があるということは、松平家の屋敷神だったことが考えられます松平家の敷地神をいつから祀っていたのかなどはわかりませんが、出雲国松江藩は越前系の松平家が治めていたようですその場合、清和源氏に起源を遡るようですだとすると、このあたりの稲荷神社に共通していますそれは源義家の白玉稲荷ですまるでパークハイアットを挟むように初台と中野坂上、代々木八幡の白玉稲荷や徳川家ゆかりの稲荷社が取り囲んでいるようです義家も清和源氏ですから、「ハタ氏」に関係する稲荷(伏見稲荷)であったことが一つ考えられます越前松平家は家康の次男坊からスタートしていますが、徳川氏のルーツは「徳阿弥」です彼は時宗の遊行僧であり、清和源氏(河内源氏)の末裔と名乗っていたようです清和源氏(河内源氏)といえば多田満仲もリスペクトされますが、ここから大宮八幡宮に歩いていけば雑色村の多田神社に行けますそうなるといよいよ白玉稲荷の路線が濃くなります白玉稲荷は清和源氏に関係していますそれがそのまま大宮八幡宮に関係している清和源氏の稲荷ですそれが松平家につながる稲荷ですその道中にハタ氏にまつわる幡ヶ谷という地名があり、源義家(清和源氏)の立ち寄った洗旗池があるのです初台の幡代は白旗とも考えられますところで出雲国松江藩は豊臣時代に出雲の毛利家の支配下にありましたが、それまでは一族の吉川広家が出雲と隠岐の2国を経営していたようです吉川氏は戦国時代、毛利家の家臣で徳川方に内通したといわれていますいずれにしても徳川家とのご縁だったのですねしかし徳川氏のルーツとなった徳阿弥は時宗の遊行僧だったので屋敷神を祀る人ではなかったはずですそうなると徳阿弥が婿として入った、松平郷の領主の家で祀っていた屋敷神とも考えられます松平村誌の由緒では賀茂氏や鈴木氏の一族といわれています賀茂氏は事代主神を祀り、鈴木氏は熊野を祀りますこの人たちは清和源氏の成立よりも昔に日本に渡来してきた皇族関係者ですその子孫たちはやがて皇族や幕府となって日本史に君臨してきましたその力の源泉はこうした目に見えない神なる者のチカラであったのかもしれません時に気象を操作するような自然現象のチカラの前では人は無力です人よりも大きな目に見えないチカラをもつのですから、畏れなければならない存在ということですね他にも三河の武士たちが江戸に入府して稲荷神社も運んできました日本橋人形町には家康のいた静岡にあった双街(二丁町)からの伏見稲荷も流れ込んできたはずですそして17世紀の元和という時代に日本橋人形町からそのまま移ったのが吉原です京都の遊郭を誘致してきた際に伏見稲荷もたくさん連れてきたようですおそらく稲荷神社は、入府以降に相当増えたのではないでしょうかそれも八幡神と習合しながら…ところで梅の花といえば紀州和歌山が有名ですが、紀州にも徳川家がありますそして他にも徳川家の稲荷として有名なのは田安稲荷です田安家は御三卿となり皇居への出入り口の田安門の由来になっています八代将軍吉宗の血筋は紀州藩ですが、その紀州徳川家を辿ると徳川 頼宣となるのですちなみに神道系の稲荷神社は必ず伏見稲荷にたどり着きます彼は家康の十男で奇しくも伏見城で生まれましたそれが紀州徳川家の初代であり、父から最後まで手元に置かれて薫陶を受けていたといわれていますその父から徳川は三つ葉葵の血筋であり清和源氏につながっているのだと言い聞かされていたことでしょうそしてそんな徳川氏もまた賀茂の人であったのですつまり、徳川家の三つ葉の葵の家紋はフタバアオイから来ていたのです赤坂日枝神社のもう一つ神紋がフタバアオイですそれが賀茂の印であり、神田明神の裏の顔でもありますその人たちが祀る事代主(エビス)の総本宮が「松江市」にある美保神社で美穂津姫を祀るのです美穂津姫は大物主大神の求めによって迎えられた女神です私はその女神をスサノオの妻神であるイナダヒメと見ていますそのイナダヒメが稲荷に習合されていて、稲荷と素戔鳴尊はセットなっていると思います全国の稲荷神社と八幡神社の習合もそういうことではないでしょうか。
都心にひっそりとある稲荷神社雰囲気が凄い。
新宿パークタワー敷地内に祀られてます。こじんまりとしてますが、すごく綺麗な境内でした。
当地にあった大名屋敷の梅が早春咲き誇り、一面の「銀世界」になったので、そのまま神社の名前になったとの由緒書がありました。さぞや白梅が美しかったのでしょう。現在でも神社の参道の脇には白梅の木が植えられています。4基の朱の鳥居をくぐると、真新しい石祠(賽銭箱無し)が鎮座しており、2体の石の神狐像が両脇をかためています。
見つけるのに苦労した分が報われた気がします。
完全にビルに囲まれた中にポツンと現れる、稲荷神社。雰囲気があります。
初詣したいなと思って家から一番近いから行ってみた。地図見てもあれ?こんなとこにあるのと恐る恐る行くぐらい偶然発見できるところではない。何にもないけど、お稲荷さんかっこいい。ちょっと願掛け?でもしたいときにはいいかも。
ビルの谷間にあるお稲荷さん。
| 名前 |
銀世界稲荷神社 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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江戸時代、春になると銀世界のように梅林の梅の花が咲いたことから、稲荷神社に名付けられました。