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木槵樹もくげんじゅ 本樹は謡曲「道明寺」に詳しい因縁が説かれている。この樹は元慶八年、菅公書大乗経を埋めた経塚から生じた樹の実を河内国道明寺から持ち来って此所に播種した実生の成長である種子は古くから珠数の玉に用いられ念仏百万遍を唱うれば往生の本願疑いなしと言われている。碾磑てんがい 観世音寺講堂の前面の西南隅に、一組の花崗岩製の碾磑があります。上臼の厚さ約25cm、下臼の厚さは約30cm、直径は約1mもあり、他に類例をみない大形のものです。日本で最初の碾磑は、610年(推古18)に高句麗僧曇徴どんちょうが造ったことを『日本書紀』は伝えていますが、これがその実物かどうかはわかりません。江戸時代、貝原益軒は『筑前国続風土記』の中で、この碾磑が観世音寺造営の折に朱を挽いたもの、と紹介しており、「天平石臼」あるいは「鬼の石臼」とも俗称されています。