田中城守護神、大井神社の神秘。
岡出山大井神社の特徴
岡出山大井神社は田中城の守護神として知られています。
創建年月は不明ですが、永禄年間以前から存在しています。
大楠神社としても奉称され、長い歴史を持っています。
大井神社は静岡県島田市大井町に鎮座しています。大井神社の創建は不詳ですが当時は田中山に鎮座していたと伝えられています。天文6年(1537)に今川氏が田中城を築くと鎮守社として歴代城主から崇敬庇護されました。慶長5年(1600)、新たに田中城の城主となった酒井忠利が城の拡張を計画し境内が城の4之丸にあたった為、慶長7年(1602)に現在地(岡出山の東麓)に遷座しました。江戸時代は歴代田中藩(藩庁:田中城)の藩主、家臣達から崇敬され社領8石が安堵されていました。明治8年(1873)に村社に列し、明治40年(1907)に神饌幣帛供進社に指定、昭和18年(1943)に郷社に列しました。大井神社拝殿は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行4間、張間3間、正面1間向拝付き、本殿は覆い屋内部の為不詳。祭神:弥都波能売能命 みつはのめのかみ)は、神生みの終わりに生まれた、火を鎮める水神にして豊穣をもたらす農耕神です。罔象女神、罔象女、水波能売命、みづはのめのかみなど、言われてる。
| 名前 |
岡出山大井神社 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
|
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岡出山大井神社の創建年月は不明だが、永禄年間(1558~1570)以前から田中城の守護神として城内に鎮座し、大楠神社と奉称されていたという。慶長七年(1602)の田中城拡張の際、神域が人家に近接することで神威を穢すことをおそれ、村上山(岡出山)の東麓に奉遷したとされる。境内社に津島神社のほか、稲荷、若宮、進雄、荒神などが見受けられる。(「志太地区神社誌」、境内由緒書)