村野藤吾の夢、時を超えて。
日本基督教団 南大阪教会の特徴
1926年設立の歴史ある教会です。
実物は小さいが、心温まる雰囲気です。
大阪市阿倍野区に位置するアクセス良好な場所です。
村野藤吾氏の処女作である旧礼拝堂と教会塔で昭和3年完成です。旧会堂は傷みが激しくなったことや収容能力拡大から取り壊され、1981年に新会堂を建築したのですが、これは村野氏の晩年の作品となります。村野藤吾氏はモダニズム建築の一任者で綿業会館やダイビル本館も手掛けており協会建築は珍しい物ですが千里南センタービルと意匠が近いように思います。昭和町辺りは蔦に絡まれたビリアード場や日本初の文化財登録長屋の商業テナント、大阪ならではの、長屋も多く残され機能的かつ美しく再現されている地域なので懐古しながら巡るのも面白いと思います。
1926年設立。1928年完成の旧礼拝堂と教会塔は村野藤吾の処女作。1981年に建設された新会堂は村野の晩年の作品であり、建築史的にも貴重。小品ながら、さすがに気品を感じさせる。大阪市都市景観資源選定。
ノーコメント。
画像で見ると大きく見えますが、実物は小さいです。
| 名前 |
日本基督教団 南大阪教会 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
06-6622-2011 |
| HP | |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
〒545-0021 大阪府大阪市阿倍野区阪南町1丁目30−5 |
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建築家・村野藤吾の処女作と最晩年の作品が同じ土地に隣接して存在しているのは貴重。教会塔 : 1928(昭和3)年築 RC造正面(南側)の◯と➕の連続的な意匠、その下にあるガーゴイル(おそらく牛)、さらに東面ドアの上部にあるブロークンペディメントが特徴的。礼拝堂 : 1981(昭和56)年築 RC造初代礼拝堂は塔と同じく1928年に木造で建てられたが老朽化と収容力の問題から現在のものに建て替えられた。外壁はスタッコ壁で全体的に丸みを帯びた意匠。