弥生時代の足跡と稲作体験。
板付遺跡弥生館の特徴
石庖丁を使った弥生時代の稲刈りや火起こしの体験ができる魅力的な場所です。
板付遺跡で発掘された弥生人の足跡を示す陶板地図が面白いと評判です。
日本最古級の稲作集落や水田跡があり、歴史を感じる展示が楽しめます。
建物手前の陶板地図の方位記号が足型なので、面白いなと思って入ってみたら、板付遺跡で発掘された弥生人の足跡だそうです。自分の足拓を採ってもこのような足型にはならなさそうなので、人間の進化を最も感じられた気がしました。個人的には、1950年に地元考古学ファンの中原さんが、夜臼式土器(縄文末期)と遠賀川式土器(弥生初期)を一度に両方発掘されたことがきっかけで最古期の水田と特定できたということが大変興味深かったです。言われてみれば当然なのですが、戦後の慌ただしい時代に、時代と時代の境目を見極めようとする姿勢に感動しました。ところで、素朴な疑問なのですが、こちらの施設では板付遺跡の水田が日本最古の水田跡地のように書いてあった気がするのですが、最近たまたま唐津の菜畑遺跡を見学した際も最古とありました。発掘された土器の年代的には菜畑遺跡のほうが古いようですが、他の遺跡との比較や、最新の情報、というか更新された情報も展示していただけると有り難いです。無料の施設に求めすぎかもしれませんが…福岡市のように古来から人が密集して住んでいたということは、その分失われてしまう機会も多々あったということだとも思いますが、現代まで記録を留めて頂けているのは大変有り難いなと思いました。
最初期の稲作遺跡であると同時に縄文時代の土器と弥生時代の土器がここから出てきていることから時代の継続性を証明した遺跡で貴重です。資料館にはそれら土器と共に水田に残された弥生人の足跡模型もあります。親指が長く離れていてこころなしか猿っぽい?資料館から歩いてすぐのところに環濠集落が復元されており一緒に訪問されることをオススメします。
遺跡としては狭く、再現した家もしょぼい感じがします。ただ個人的に行きたかった所なので、よかったです。 この遺跡の発見が歴史を変えたので、遺跡の評価は吉野ヶ里遺跡と同じ位だと思います。
道すがらに看板が目に入りなんとなく行かなきゃ!と訪問。期待を裏切らない竪穴式住居。なかなかな規模感。近くに資料館があることを知り早速訪問。係の方に成り立ちや歴史感を聞くことができ、非常に理解が深まります。紀元前からの営みがあった事をしり、また稲作文化の奥深さを改めて認識できる地です。環濠集落に囲まれた小規模集落。敵が多かったのか、それとも文化遺跡だったのか。これからの研究が待たれます。
入館駐車場ともに無料。館内は狭く一部屋のみ(所要5分程度)隣の遺跡とセットでまわると良いです。駐車場への入口が地道でわかりにくいです(マルキョウ第2駐車場のむかえ)
弥生時代の環濠集落跡。通訳案内業国家試験の折に勉強したことはあったものの、実際に訪れたことはなく、たまたま近くに行く機会があったので、寄ってみました。施設の見学は無料!無料で見られるにしては、あまりにも充実した展示で、大変素晴らしかったです。展示を見た後で、隣接する水田や集落跡にも立ち寄りました。濠は実際にはもっと深かったと知り、驚きました。コロナで色々な体験学習ができなくなっているようでしたので、再開された折にはまた伺いたいと思います。
ららぽーとから歩いて10分ほどに、こんな素敵な展示があるんです。弥生館の館員さんは親切で、展示物の案内をしてもらえます。説明も詳細をいただけて、弥生時代に思いを馳せることができます。屋外にある堀と同じ位置に復元した展示も、縮尺がわかってとても良いです。復元した水田もあります。思いがけない出会いでしたが素敵な施設です。お近くを立ち寄りの方はぜひ。
入場料は簡単な受付が必要ですが、無料では入れます。スタッフの方が丁寧に色々な説明をしてくださりました。
稲作発祥の地福岡空港南端に在る、旧石器時代から弥生晩期までの遺跡である。BC450年頃からの板付遺跡には・・かなり整備された、大区画の水田、用水路、井堰跡があり、「日本の水田稲作発祥の地」とされている。夜臼式土器の広がりから考えて、 北九州~瀬戸内~愛知県まで一直線に広がっている。
名前 |
板付遺跡弥生館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
092-592-4936 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.0 |
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石庖丁を使って弥生時代の稲刈りや火起こしの体験ができます。小学生なら十分に楽しめます。稲穂から籾を取外すための道具をここで初めて体験しました。皆さんが、なるほどこうやったのねと納得するに違いありません。また土器の焼き方の説明もあります。入館料、無料です。おじさんが丁寧に説明してくれます。