聖徳太子の引導鐘で極楽浄土へ。
引導石の特徴
引導石は四天王寺四石の一つとして名高い寺院です。
聖徳太子が建立し、歴史的価値のある場所です。
葬送時の儀式に用いる引導鐘が特徴的です。
この石の前に棺を置き、鐘を鳴らせば聖徳太子が極楽浄土に導いてくれるという伝承。今はおそらく、ここに棺は置けない。
引導とは、釈尊が「生者必滅 会者定離」の人生無常の迷いの世界より、人々を究極の悟りの世界へと導かれたことを指し、転法輪石、伊勢神宮遥拝石、熊野権現礼拝石、とあわせて四天王寺四石の一つに数えられている。古記録によると、諸人葬送の時に棺を引導石の前に置き、無常院(北引導鐘堂)の鐘を三度鳴らすと、お太子様がこの石の影向ありて亡魂を極楽浄土の世界にお導きくださるという伝説があり、太子信仰と浄土信仰を結ぶ重要な霊跡となっている。
觀光客拍照留念。
葬送の時、柩を鳥居の前に置いて太子の引導鐘を3打撞けば浄土にお導き下さるという。
推古天皇元年(593年)聖徳太子が建立した四天王寺。石碑には『大日本佛法最初四天王寺』とあります。
名前 |
引導石 |
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ジャンル |
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住所 |
〒543-0051 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1丁目11−70 |
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評価 |
4.3 |
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極楽浄土へ生まれ変わりたいという思いと、お太子様への信仰が感じられる石です。