三浦半島の歴史と桜。
吾妻神社の特徴
吾妻神社は、創建が景行天皇の時代にさかのぼります。
妹の弟橘媛命と日本武尊の物語がここに息づいています。
吾妻山公園に近く、美しい河津桜が咲く神社です。
素晴らしい彫物を見せて頂きました。柴又帝釈天の彫り物が有名ですが、そちらの一部を作った方の作品とか。こちらの写真は許可を得て撮っています。
弟橘媛命と日本武尊。梅(埋)沢、袖ヶ浦。いいですね。吾妻山に登ると眼下の海、三浦半島方面、足柄峠の全てを眺めることができます。是非二人に想いを馳せてみましょう。お参りした際に、神社を管理されている方なのか、ガイドさんなのか分かりませんが、その方に少々話を聞くことができました。社殿前の鳥居の横に立つ木はヒマラヤ杉だそうです。ヒマラヤ杉は実は松科なので松ぼっくりができるとか。周辺には落ちて砕けた松ぼっくりがたくさんありました。砕けていない完全態を見つけるのはなかなかレアだそうですよ。
子どもの頃から何度か吾妻山公園に行ったことはあったのですが、こちらの神社に参詣するのは初めてでした。休日だったこともあってか、神社に手作りっぽい『吾妻神社Tシャツ』を着た謎のガイドさんがいらっしゃいました。お話好きな感じの方で、積極的にお参りの方たちに声をかけて、色々説明されていました。ワシと連れにも、境内にあるヒマラヤ杉の話しをして下さいました。楽しかったです。
吾妻山の山頂直下に静かに佇む雰囲気のある神社です。旧東海道沿いの鳥居をくぐり梅沢登り口から山道のような参道の階段を登って行くと20~30分で到着します。ここからは眺望は望めませんが少し階段を登ると展望台から素晴らしい景色が楽しめます☺️
2月の建国記念の日頃、早くも、河津桜がほころび始め、ちらほら花を咲かせていました。ニーノとミーヤのキャラクターもかわいかったです。
かなり久しぶりの参詣で、二宮町役場登り口から吾妻山公園経由で詣で梅沢海岸へ降りました。綺麗に整備され見晴らしも素晴らしいので気持ち良くお詣りさせていただきました。逆コースだと登りが大変です。賽銭箱前にパンフレットが有りました。御朱印は頂けませんでした。
創建は、景行天皇(の時代であると伝えられ、景行天皇の皇子日本武尊が現在の三浦半島から船を使って上総国に渡る時、荒波に遭遇…その時、日本武尊を案じた妃の弟橘媛命が身代わりとして大海原の海に身を投げられて、その荒波を静められたと言われ、その後、二宮の海岸に弟橘媛命の櫛が流れ着いてその櫛を埋めて御陵を造り、この地域は埋澤が転じて「梅澤」と呼ばれるようになったとのこと。現在のご社殿は、東京帝国大学教授である伊東忠太による設計。伊東は文化勲章受章者であり、代表的な建築物として、奈良の橿原神宮や、京都の平安神宮、東京の築地本願寺も手掛けた。
展望台から下りる途中にありましたが、凛とした美しい社でした。なんて言ってますが、下りで道に迷っていたので参拝せずに遠目に見ただけでした。しかし下ってみると東海道からの上り口がしっかりしており、昔から愛されて来たのかなと思いました。
吾妻山の公園で絶景を楽しんでから訪れるもよし、梅沢の登り口から上がり参拝してから公園を楽しむも良し。兎に角、気持ちの良い神社です。
| 名前 |
吾妻神社 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
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日本武尊が三浦半島から上総へ渡ろうした時、暴風が起こって船が沈みそうになり、妻の弟が海の神の怒りを鎮めるために海に身を投じました。暴風は収まり、海辺に流れ着いた木切れを吾妻山山頂に埋めたのが吾妻神社だということです。