請西藩陣屋跡で歴史を感じる。
請西藩陣屋跡の特徴
江戸時代の請西藩陣屋跡という歴史的な場所です。
第三代藩主・林忠崇公に関連した遺跡があります。
請西藩の歴史を感じることができるスポットです。
請西藩陣屋(真武根陣屋)跡 第三代藩主の林忠崇公は、若年にありながら徳川家への忠義に篤い気骨の殿様であった。前代未聞の藩主自らの脱藩、戊辰戦争に参戦し箱根や奥州へ転戦、そして徳川宗家存続が決定したことを受けて自らは降伏。結果、新政府からの処分が下り、請西藩は全国で唯一の改易となった。林家のその後は、紆余曲折あったものの、元家臣達の尽力の甲斐もあって、家名回復が成って林忠弘(養子)に男爵が授与された。忠崇公自身も、無爵ながらも華族に列せられた。 忠崇公は、昭和16年1月22日死去。最後の大名と言われている。 請西藩の遺跡は、今は跡をとどめず、茫漠たる草原が横たわるのみである。
江戸時代にあった請西藩の陣屋跡です。別名、真武根陣屋。現在、付近は大規模宅地造成の真っ最中です。当時を偲ぶよすがはほとんど残されておりません。周辺に土塁の跡らしきものや、堀の痕跡のようなもの、あるいは虎口と思われるクランク等は確認できますが、当時のものかどうかは確認できません。幕末維新期の請西藩は、殿様の林忠崇が佐幕派で、戊辰戦争では幕府側について戦いました。伊庭八郎と箱根戦争を戦ったり、仙台まで転戦したりと、根強い抵抗を続けますが、最後には降伏のやむなしに至ります。林忠崇は昭和16年まで生き延びて、最後の大名と呼ばれることになります。なかなか数奇な人生です。
| 名前 |
請西藩陣屋跡 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
| 評価 |
3.5 |
| 住所 |
〒292-0801 千葉県木更津市真武 根 陣屋 跡 、〒292-0801 千葉 県 木更津 市 請 西 1139−33 |
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請西藩林家の陣屋跡地です。三河譜代大名家で徳川家への忠義に厚く、戊辰戦争で藩は官軍に恭順し町村は戦火を免れましたが、林忠崇藩主は自ら脱藩し幕府軍として官軍と戦いました。同じ譜代大名家で官軍の先兵に成り下がった彦根藩の井伊家や大垣藩の戸田家とは大違いです。恩に報いることの尊さを感じました。